入学年次別履修登録の方法

Ⅷ 科目等履修生

 科目等履修生とは,各自が希望する科目を1年間で履修する学生です。履修登録をしている科目に対してのみ,レポート提出,科目修了試験受験,スクーリングの受講申込みが可能です。科目等履修生の履修方法や手続き(レポート学習?科目修了試験?スクーリングの受講など)は,正科生と同じです。図書館の利用などについても正科生と同じです。
 科目等履修生に対する留意点は下記のとおりです。

  1. 科目等履修生に対する「既修得単位の認定」「学割の発行」「奨学金の貸与?授与」「単位互換協定にもとづく科目の履修」はできません。
  2. 科目等履修生には,下表のとおりレポート提出期限,科目修了試験受験?スクーリング受講期限が定められています。
    • 4月生
      翌年2月末まで(ただし,科目修了試験受験?スクーリング受講は3/10まで可能)
    • 10月生
      翌年8月末まで(ただし,科目修了試験受験?スクーリング受講は9/10まで可能)
    *4月生科目等履修生が3月末の「(障害者)教育実習事前指導」を受講する場合,翌年度の受講科目の履修登録があれば,受講は可能になります。
  3. 3月末?9月末で修了?学籍変更する方の学習期限は,初回レポート1月10日提出が必要など「卒業にかかわる諸期限」に準じます。
  4. 科目等履修生に対するレポート用紙(表紙)の無料交付数は,年度始めの履修単位数÷2となります。それ以上必要な場合は実費購入(「レポート用紙?教材の購入」参照)となります。

1 科目等履修生の履修方法

履修期間の注意

 履修登録は1年間のみ有効です。1年間で単位が修得できない場合は,来年度以降再度同じ科目の履修登録を行い,授業料(1単位あたり 6,000円)を納入していただきます。
 4月生は,遅くとも2月の科目修了試験締切までにレポートを提出して,2月の試験に合格するか,スクーリングを受講した科目等は2月末までにレポートを提出して合格することが必要になります。
 10月生は,9月の科目修了試験締切(8月上旬)までにレポートを提出して,9月の試験に合格するか,スクーリングを受講した科目等は8月末までにレポートを提出して合格することが必要になります。
 いずれもレポートが不合格になると,再提出の機会がないこともありますので,早めに提出してください。

追加履修登録

 追加履修登録は,6月と11月,2月〔2月は10月生のみ〕に可能です。ただし,2月以外は手数料1,000円が必要です(「追加履修登録」参照)。追加履修登録した科目についても4月生の場合は2月末まで,10月生の場合は8月末までにレポート提出を終える必要があります。

編入学後の単位認定

 科目等履修生として修得した単位(スクーリング単位も)は,本学通信教育部に編入学後に所属学科のカリキュラムと照らし合わせて単位の個別認定を行い,卒業所要単位から免除します。

学割の利用制限

 科目等履修生は,たとえスクーリングや科目修了試験参加のためであっても,学割証の利用はできません(JR?文部科学省の規定による)。

2 科目等履修生の年度替わり手続き

継続手続き

 科目等履修生を継続される場合は,冊子版『学習の手引き』巻末の「科目等履修生 継続申込書」ならびに2月中旬(10月生は8月上旬)に配布する「履修希望科目登録用紙(OCR)」に必要事項を記入して,教材送付用の「宅配便宛名用紙」とともに返送していただくことになります。
 4月生の継続手続きは,毎年2月中旬?4月10日の間に受付予定です。
 10月生の継続手続きは,毎年8月上旬?10月10日の間に受付予定です。
 詳細は,4章「科目等履修生の継続?修了?更新手続き」をご覧ください。

履修不可科目

 「卒業研究」「社会福祉援助技術演習B?C」「精神保健福祉援助実習指導A?B」「精神保健福祉援助実習A?B」「精神保健福祉援助演習B?C」および◆のついている科目や精神保健福祉士の旧カリキュラムの科目は科目等履修生の方の履修はできません。
 その他の実習科目を履修する場合は,原則としてその実習科目の受講条件となる科目を実習科目も含めて18単位以上(前年度まで分を含めて可)履修登録する必要があります。

学費

 科目等履修生継続時の学費は,1年ごとに1単位あたり6,000円の授業料(入学金等は不要)となります。スクーリング受講料?実習費は,正科生と同じです。

在籍更新手続き

 3年間在籍するごとに30,000円の在籍更新料と更新手続き(4章参照)が必要になります。ただし,継続する年度によって学費が改定されることもありますが,ご了承ください。

●科目等履修生?在籍期限
平成27年度4月新入生  平成30年3月末まで在籍可
平成27年度10月新入生  平成30年9月末まで在籍可
 上記期限以降も継続はできますが,別途在籍更新手続きが必要になり,適用カリキュラムは平成29年度入学者と同じになります。

学習継続を希望されない方

 翌年度以降に,科目等履修生としての学習の継続を希望されない場合は,学生証を返納していただく必要があります。冊子版『学習の手引き』巻末の「科目等履修生 学生証返納?修了届」に学生証を貼付し返送してください。

科目等履修生の方の学習期間について

 繰り返しになりますが,科目等履修生には,下記のとおりレポート提出期限,科目修了試験受験,スクーリング?実習受講期限が定められています。

(1) 10月生として科目等履修生の継続履修を希望する方

 履修科目のレポート提出=翌年8月末まで,科目修了試験受験?スクーリング受講は9/10まで(9月の科目修了試験のレポート提出日は8月中旬になることにもご注意ください)。

(2) 4月生として科目等履修生の継続履修を希望する方

 履修科目のレポート提出=翌年2月末まで,科目修了試験受験?スクーリング受講は3/10まで(2月の科目修了試験のレポート提出日は2月上旬になることにもご注意ください)。

 再提出レポートも含めて,10月生は9月,4月生は3月のレポート提出はできません。
 また,3月末?9月末で修了?学籍変更する方の学習期限は,原則として初回レポート1月15日提出が必要など「卒業にかかわる諸期限」に準じます。