学習の手引き -2015- 平成27年度以降入学者用
履修登録
Ⅱ 開設授業科目一覧
2 福祉心理学科 平成24年度以降入学者 開設授業科目一覧
専門必修科目,選択必修科目,および「卒業研究」を除く専門選択科目A群の科目は,配当年次にかかわらず1年生から履修することが可能です。
平成23年度以前入学者とカリキュラムが大きく異なります。ご注意ください。
1年次入学者 2年次編入学者 3年次編入学者 オンデマンド欄 =オンデマンド?スクーリング実施科目
- *27年度スクーリング開講せず(28年度開講予定)
- **国家試験対策講座である特講5~7の開講方法は毎年見直されます。
- (注1) 10月生履修不可
- (注2) 受講定員制
- (注3) 他の科目とセット履修が必要な科目
- (注4) カウンセリングⅠ履修登録と同時またはそれ以降にのみ履修可
- (注5) 平成26年度までの「コミュニケーション障害教育」と同一内容
- (注6) スクーリングは3年生末か4年生での受講
- (注7) 特例については特別支援学校教諭一種免許状参照
- (注8) 入学時に短期大学卒の方は4年生でのみ受講可
科目名 | 配当年次 | 単位数 | 履修方法 | オンデマンド | スクー リング 単位 |
資格取得指定科目 |
---|---|---|---|---|---|---|
認定心理士 | ||||||
(共通基礎科目) 共通基礎科目より18単位以上を選択履修 履修不要 |
||||||
禅のこころ | 1年以上 | 2 | R | 認定心理士 (●は必修、◎から2単位、●◎○から総計36単位必要、くわしくは「認定心理士」参照) |
||
ボランティア論 | 2 | R or SR | 1 | |||
科学的な見方?考え方 | 4 | R or SR | 2 | |||
情報処理Ⅰ | 2 | R or SR | 1 | |||
福祉と経済 | 4 | R or SR | 2 | |||
法の基礎(日本国憲法を含む) | 4 | R or SR | 2 | |||
人間と教育 | 4 | R or SR | 2 | |||
生命の科学 | 4 | R or SR * | 2 | |||
健康科学 | 2 | R | ||||
コミュニケーション英語 | 2 | SR | 1 | |||
スポーツ(バレーボール) | 1 | SR * | 1 | |||
スポーツ(バーンゴルフ) | 1 | SR(注1) | 1 | |||
特講(現代社会論) | 1 | S(注1) | 1 | |||
単位互換協定にもとづく認定単位 (単位互換協定にもとづく認定単位参照) |
(10) | ─ | (10) | |||
科目名 | 配当年次 | 単位数 | 履修方法 | オンデマンド | スクー リング 単位 |
資格取得指定科目 |
認定心理士 | ||||||
(専門必修科目) 18単位必修 | ||||||
福祉心理学 | 1年以上 | 2 | R or SR | 1 | ● | |
心理学概論 | 4 | R or SR | 2 | ● | ||
心理学研究法Ⅰ | 2年以上 | 2 | R or SR | 1 | ● | |
社会心理学 | 1年以上 | 2 | R or SR | 1 | ● | |
生涯発達心理学 | 4 | R or SR | 2 | ● | ||
臨床心理学 | 2年以上 | 4 | R or SR | 2 | ● | |
科目名 | 配当年次 | 単位数 | 履修方法 | スクー リング 単位 |
資格取得指定科目 | |
認定心理士 | ||||||
(専門選択必修科目=1科目2単位以上選択)?)選択必修科目「実験Ⅰ?Ⅱ」より1科目2単位以 上選択履修。選択必修科目「実験Ⅰ?Ⅱ」を2科目4単位とも単位修得した場合は2単位分をA群の単位数に含めます |
||||||
心理学実験Ⅰ | 1年以上 | 2 | SR | 1 | ● | |
心理学実験Ⅱ | 2 | SR | 1 | ● | ||
科目名 | 配当年次 | 単位数 | 履修方法 | スクー リング 単位 |
資格取得指定科目 | |
認定心理士 | ||||||
(専門選択科目A群) A群より34単位以上を選択履修 | ||||||
心理学研究法Ⅱ | 2年以上 | 2 | SR | 1 | ● | |
家族心理学 | 1年以上 | 2 | R or SR | 1 | ◎ | |
人間関係論 | 1 | S | 1 | ◎ | ||
環境心理学 | 2年以上 | 2 | R or SR | 1 | ◎ | |
児童青年心理学 | 1年以上 | 4 | R or SR | 2 | ○ | |
老年心理学 | 4 | R or SR | 2 | ○ | ||
教育心理学 | 2 | R or SR | 1 | ○ | ||
障害児の心理 | 2年以上 | 4 | R or SR | 2 | ○ | |
人格心理学(注3) | 1年以上 | 4 | R or SR | 2 | ○ | |
心理アセスメント | 2 | R or SR | 1 | ○ | ||
心理療法 | 2年以上 | 4 | R or SR | 2 | ○ | |
心理療法各論 | 1 | R(注4) | ||||
カウンセリングⅠ | 1年以上 | 1 | S | 1 | ○ | |
カウンセリングⅡ | 1 | S | 1 | ○ | ||
産業カウンセリングⅠ | 2年以上 | 1 | S(注4) | 1 | ||
産業カウンセリングⅡ | 1 | S(注4) | 1 | |||
カウンセリング演習Ⅰ | 1 | S(注4) | 1 | |||
カウンセリング演習Ⅱ | 1 | S | 1 | |||
認知心理学 | 4 | R or SR | 2 | ○ | ||
学習心理学 | 2 | R or SR | 1 | ○ | ||
特講?福祉心理学1 (表情の心理学) | 1年以上 | 1 | S(注1) | 1 | ||
特講?福祉心理学4 (スクール?カウンセリング) | 1 | S(オンデマンドのみ) | 1 | 開講予定科目 | ||
特講?福祉心理学8 (ストレスとつきあう心理学) | 1 | S(注1) | 1 | |||
特講?福祉心理学9 (コミュニティ心理学) | 1 | S | 1 | |||
特講?福祉心理学11(受容と排斥の心理学) | 1 | S(オンデマンドのみ) | 1 | ◎ | ||
特講?福祉心理学12(犯罪心理学) | 1 | S | 1 | |||
特講?福祉心理学5 (自分さがしの心理学) | 1 | S * | 1 | H28 開講予定 | ||
卒業研究 | 4年 | 8 | 卒業研究 | △ | ||
科目名 | 配当年次 | 単位数 | 履修方法 | オンデマンド | スクー リング 単位 |
資格取得指定科目 |
認定心理士 | ||||||
(専門選択科目B群) 52単位以上を選択履修(ただし,共通基礎科目,専門選択科目A群で規定の単位数以上修得した単位はB群の単位数に含めます) 40単位以上 8 単位以上(ただし,専門選択科目A群で規定の単位数以上修得した単位はB群の単位数に含めます) |
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社会福祉原論(職業指導を含む) | 2年以上 | 4 | R or SR | 2 | ||
地域福祉論 | 4 | R or SR | 2 | |||
社会保障論 | 3年以上 | 4 | R or SR | 2 | ||
公的扶助論 | 2 | R or SR | 1 | |||
福祉法学 | 2年以上 | 2 | R or SR | 1 | ||
福祉社会学 | 1年以上 | 4 | R or SR | 2 | ||
医学一般 | 2年以上 | 2 | R or SR | 1 | ||
福祉行財政と福祉計画 | 3年以上 | 2 | R or SR | 1 | ||
障害者福祉論 | 1年以上 | 4 | R or SR | 2 | ||
保健医療サービス論 | 3年以上 | 2 | R or SR | 1 | ||
社会福祉援助技術総論 | 2年以上 | 4 | R or SR | 2 | ||
社会福祉援助技術論A | 2 | R or SR | 1 | |||
社会福祉援助技術論B(注3) | 2 | R or SR | 1 | |||
社会調査の基礎 | 3年以上 | 2 | R or SR | 1 | ||
福祉経営論 | 2 | R or SR | 1 | |||
高齢者福祉論 | 1年以上 | 2 | R or SR | 1 | ||
介護概論(注3) | 2 | R or SR | 1 | |||
児童?家庭福祉論 | 4 | R or SR | 2 | |||
更生保護制度論 | 2年以上 | 1 | R or SR | 1 | ||
就労支援サービス論 | 3年以上 | 1 | S | 1 | ||
精神保健学 | 2年以上 | 4 | R | △ | ||
精神医学 | 3年以上 | 4 | R or SR | 2 | ||
精神保健福祉援助技術総論Ⅰ | 2年以上 | 2 | R or SR | 1 | ||
精神保健福祉援助技術総論Ⅱ(注3) | 2 | R or SR | 1 | |||
精神保健福祉援助技術各論(注3) | 2 | R or SR | 1 | |||
精神保健福祉の理論 | 2 | R or SR | 1 | |||
精神科リハビリテーション学 | 3年以上 | 4 | R or SR | 2 | ||
精神保健福祉のサービス | 2年以上 | 2 | R or SR | 1 | ||
精神保健福祉の制度(注3) | 3年以上 | 2 | R or SR | 1 | ||
精神障害者の生活支援システム(注3) | 2年以上 | 1 | R | |||
社会福祉の基礎 | 1年以上 | 1 | R or SR | 1 | ||
福祉ボランティア活動 | 1 | R | ||||
基礎演習 | 1 | S | 1 | |||
統計情報を見る眼 | 2年以上 | 2 | R or SR | 1 | ||
発達障害者の地域支援 | 1年以上 | 1 | S | 1 | ||
知的障害者福祉論 | 2年以上 | 2 | R or SR * | 1 | ||
ケアマネジメント論 | 3年以上 | 4 | R or SR | 1 | ||
NPO論 | 1年以上 | 2 | R or SR | 1 | ||
福祉リスクマネジメント | 2年以上 | 4 | R or SR * | 2 | ||
公衆衛生学 | 4 | R | ||||
福祉用具と生活支援 | 4 | R or SR | 2 | |||
リハビリテーション論 | 2 | R or SR | 1 | |||
医療?福祉経済論 | 2 | R or SR * | 1 | |||
福祉思想論 | 1年以上 | 2 | R | |||
家族法 | 2年以上 | 4 | R or SR | 2 | ||
社会福祉法制 | 3年以上 | 4 | R or SR | 2 | ||
国際福祉論 | 4 | R | ||||
レクリエーション概論 | 2年以上 | 2 | R or SR * | 1 | ||
レクリエーション実技(注3) | 3年以上 | 2 | SR | 1 | ||
レクリエーション事業(注3) | 1 | 実習科目 | ||||
障害の理解 | 1年以上 | 1 | R | |||
生活行動と人体 | 2年以上 | 2 | R | |||
介護技術(注3) | 3年以上 | 2 | SR (注2) | 1 | ||
特講?社会福祉学1(介護保険と社会福祉士の課題) | 1年以上 | 1 | S(注1) | 1 | ||
特講?社会福祉学10(スクール?ソーシャルワーク論) | 1 | S | 1 | |||
特講?社会福祉学13(福祉産業論) | 1 | S | 1 | |||
特講?社会福祉学18(生活困窮者自立支援の実際) | 1 | S | 1 | |||
発達障害者の心理 | 3年以上 | 2 | R or SR | 1 | ||
特別支援教育支援員概論 | 2年以上 | 2 | SR | 1 | ||
人的資源論 | 1 | S(注4) | 1 | |||
労働法 | 3年以上 | 1 | R(注4) | |||
職場のメンタルヘルス | 1 | R(注4) | ||||
単位互換協定にもとづく認定単位 (単位互換協定にもとづく認定単位参照) |
1年以上 | (20) | ─ | (20) |
※福祉心理学科卒業には,「心理学実験Ⅰ?Ⅱ」のうちいずれか1科目スクーリング受講が必須となりますので,ご注意ください。ただし,認定心理士取得の場合は上記2科目および「心理学研究法Ⅱ」のスクーリング受講が必修です。
福祉心理学科の方の「履修状況票」「単位修得証明書」において,専門選択必修科目の「心理学実験Ⅰ?Ⅱ」は「専門選択科目A群」として表記されます。ご了承ください。
- ●福祉心理学科 カリキュラム?ポリシー(教育課程編成?実施の方針)
-
学科の教育理念である「心理実践力」のある学生の育成という観点に基づき,以下のように教育課程を編成します。
- 「心理実践力」を身に付けることができるように,心理学実験?心理学研究法といった心理学で用いる諸技法を習得する科目を配置する。
- 深い専門性と幅広い知識を習得させ,心理学の知識を全人的?具体的?個別的な実践,支援へと繋げることができるような共通基礎科目と専門科目を配置する。
- 「心理実践力」を幅広く身に付けた学生を育成するために,「心理学」という専門領域に留まらず,「福祉」「医療」「教育」など近接領域についても学ぶことができるように科目を配置する。
- 各科目において,学士力に必要とされている「知識?理解」「汎用的技能」「態度?志向性」「統合的な学習経験と創造的思考力」を養成できるように,面接授業,メディアによる授業,放送授業,印刷教材による授業を効果的に組み合わせる。
- 幅広い年齢層を対象とする通信教育部では,自身のこれまでの体験と照らし合わせながら学士力?心理実践力ほか心理学の深い専門性と幅広い知識を習得できるような履修モデルを1年次入学,3年次編入学に分けて提示するが,自身の興味?関心に応じて科目を履修し学習の順序を学生が自主的に決めることができる自由度の高いカリキュラム編成にする。
3 福祉心理学科に(編)入学した方へ
- 「心理学研究法Ⅰ?Ⅱ」ともスクーリング申込時に,専門必修科目?専門選択必修科目?専門選択科目A群のなかから7科目のレポート提出という条件があります(S科目はレポートがないので含められません)。
心理学研究法Ⅰはスクーリング必修ではないため,スクーリングを受講しなくても結構ですが,その場合は,科目修了試験の合格が必要になります。 - 「心理学研究法Ⅰ?Ⅱ」は取り組みにくい科目なので,1年次入学者は3年次の,3年次編入学は3年次末か4年次のスクーリング受講を目標にしてください。
- 「心理療法」「臨床心理学」のスクーリング申込条件や,カウンセリング系科目の受講の順序などは「心理療法受講条件」記載のとおりです(強制ではありません)。
- 福祉心理学科で大学院への進学希望者は,「卒業研究」を受講することを推奨しています。ただし,「卒業研究」の申込時に,「心理学実験Ⅰ?Ⅱ」「心理学研究法Ⅰ?Ⅱ」「統計情報を見る眼」の単位修得や,その他実験?研究法?特講?S科目を除く心理学関係科目(専門必修科目?専門選択科目A群)から10科目以上の単位修得などの条件があります。そのため,3年次編入学が2年めに「卒業研究」を申込むことはお奨めしておりません。なお,「卒業研究」ガイダンスの受講も必要となります。
- 心理学の在宅学習は,専門用語が多いため,慣れるまでは教科書を読んでも難しく感じることも多いかもしれません。その場合は,できるだけスクーリングを受講することをお奨めいたします。スクーリングを受講したり,本を読み進めていくうちに,心理学的な考え方に慣れてきて「わかった」という瞬間が来ると思います。心理学は私たちのこころや行動を扱っていますので,具体例と結びつけて考えてみてください。
-
教科書や辞書をひいても難しく感じる場合は,下記のようなより一般的な心理学の入門書で心理学のイメージをつかんでいただくこともお奨めしています。
(例)- 大井晴策監修『史上最強カラー図解 プロが教える心理学のすべてがわかる本』ナツメ社
- 大村政男著『図解雑学 心理学』ナツメ社(他の『図解雑学』シリーズも)
- 渋谷昌三著『面白いほどよくわかる!心理学』アスペクト
- 南 博編著『心理学がわかる事典』日本実業出版社
- 小泉吉宏著『ブッタとシッタカブッタ』メディアファクトリー