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資格?免許状取得のための履修方法

V 精神保健福祉士国家試験受験資格

1 精神保健福祉士とは

精神保健福祉士

 精神保健福祉士(PSW)とは,「精神保健福祉士法」の規定にもとづいて制度化された精神障害者の社会復帰などを援助するソーシャルワーカーです。「精神保健福祉士の名称を用いて,精神障害者の保健及び福祉に関する専門的知識及び技術をもって,精神病院その他の医療施設において精神障害の医療を受け,又は精神障害者の社会復帰の促進を図ることを目的とする施設を利用している者の社会復帰に関する相談に応じ,助言,指導,日常生活への適応のために必要な訓練その他の援助を行う」(「精神保健福祉士法」第2条)ことを業とする相談援助の専門家です。

活躍の場

 この資格は現在のところ「名称独占」として精神保健福祉士の名称を用いることができるというものであり,この資格がなければ,精神保健福祉の専門的職業に就けない(業務独占)というものではありません。しかし,今後,精神障害者に対する地域での生活支援重視という流れを受けて,精神保健福祉士の役割?専門的機能がいっそう求められてくることが期待されています。2010年10月末現在の登録者数は47,859名です。
 この資格については,
 (財)社会福祉振興?試験センターのホームページ
  http://www.sssc.or.jp/
なども参考にしてください。

本学での履修

 本学通信教育部で,精神保健福祉士国家試験受験資格を得るためには,「2 精神保健福祉士国家試験受験資格取得に関する指定専門科目」の指定科目をすべて履修する必要があります。

(備考)精神保健福祉士国家試験受験のための指定科目は,平成24年度の入学者から変更になる可能性があり,また,国家試験科目も平成25年1月から変更になる可能性があります。そのため,平成24年度以降,学籍番号が変わる再入学を行うと,受験資格のための指定科目が変更になりますので,ご注意ください。