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はじめに

学習をすすめるにあたっては次のことを心がけてください

 履修登録を行い,履修した科目の教科書や教材が送られてきますと,いよいよ学習の開始です。みなさんのこれからの学習活動は,(1)レポートを作成する,(2)科目修了試験を受験する,(3)スクーリングを受講することの3つが基本になります。
 各科目の単位修得方法は「各科目の単位の修得方法」を参照してください。

[1] レポートを作成する

「6章 レポート学習」参照

ポイント1 学習の時間を確保する

 仕事をしている?家事に追われているなどのご事情はあると思いますが,学習を進めていくためには,日々の生活の中に学習時間をいかに作るかが澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】なポイントとなります。起床後あるいは就寝前の1時間,または週末にまとめて学習の時間をとるなど,まず各自の生活パターンに応じて学習の時間を確保しましょう。レポート学習の進み具合が客観的に把握できるよう自身で記録するなどの工夫も大切です。

ポイント2 『レポート課題集』をよく読む

 レポートの作成のためには,まず『レポート課題集』をよく読んでください。「課題」や課題に取り組むうえでの「アドバイス」は熟読してください。

ポイント3 教科書?参考文献をよく読む

 次にレポートを作成するうえでポイントとなる箇所を意識しながら,教科書を読んでいきます(教科書の読み方 「テキスト(教科書)を読む」「教科書を読む工夫」参照)。
 教科書以外に関連図書を合わせて読んだ方が,レポートを書くための材料(ネタ)が多く集まり,レポートが書きやすくなることがあります。

ポイント4 課題に沿った内容のレポートを作成する

 レポートは,ただ1つの正解があるわけではありません。しかし,課題が求めていることについて答えなければ,よい評価は得られません。課題をよく読み,何について書く必要があるのかを再確認しましょう(「レポートをまとめる」も参照)。

ポイント5 とにかく書いてみる

 課題をしっかり把握し,教科書や参考文献からレポートを作成するための材料がある程度揃ったら,レポートを書き始めてみましょう。
 レポートには1課題2,000字程度という字数制限があります。まず,勉強したこと,述べたいことをざっと書いてみましょう。次に文章の構成を考えながら,不必要な部分は切り捨て,適当な量に収まるよう文体を整えます。

ポイント6 レポートは手書きが原則ですが,多くの科目でワープロ?パソコン印字提出も可です
  • 手書きの場合は,専用レポート用紙にペンまたはボールペンで清書します。
  • ワープロ?パソコン印字の場合は,専用レポート用紙表紙に左右40字×天地30行横書きでA4判用紙にプリントアウトしたものを貼り付けて提出します。提出の書式ルール(「レポートの提出方法」や『レポート課題集(1?2年次)』p.6?16参照)が守られていない場合は返送されますので,ご注意ください。
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[2] 科目修了試験を受ける

「7章 科目修了試験」参照

 科目修了試験は年に8回実施されます。各回の試験で最大4科目まで受験できます(詳細→「科目修了試験」および「7章 科目修了試験」参照)。スクーリング受講予定の科目は,科目修了試験受験は不要です。

●試験の年間実施予定 → 『試験?スクーリング情報ブック』参照

ポイント1 受験できる科目は単位数分のレポートを提出した科目

 単位数分のレポートを期限までに提出した科目であれば,4科目以内で受験したい科目を自由に選んで申込むことができます。
●受験申込み → 試験1?2カ月前の機関誌『With』巻末の「ハガキ」で期限までに申し込んでください。

ポイント2 まずは受験してみてください

 試験は原則として論述式です。出題の傾向は何度か受験しているうちにつかめてくるものです。試験に不合格であった場合には,合格するまで何度でも受験できます(無料)。

ポイント3 どの回にどの科目を受けるのか

 履修登録している科目について,(1)どの科目を科目修了試験で受けるのか,(2)何回めの試験で受けるのかを計画し,各回試験のレポート提出期限を目標にレポートを提出するように努力してみましょう。
 ただし,入学早々は自身の学習のペースがつかめないと思いますので,実行できなくてもあきらめないでください。

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[3] スクーリングを受ける

「8章 スクーリング」参照

 年間の「スクーリング開講予定」をもとに,今年度どの科目のスクーリングを受講する予定なのかある程度決めてみましょう。 

●スクーリング開講予定 『試験?スクーリング情報ブック』参照
●スクーリング実施方法の詳細「スクーリング」および「8章 スクーリング」参照

ポイント1 多様なスクーリング形態を活用

 本学では,(1)通常のスクーリング以外に,(2)ビデオ?スクーリング,(3)インターネット配信授業,(4)自宅のパソコンで受講するオンデマンド型授業の形態のスクーリングを実施しています。
 各科目のスクーリングは2?4日間程度の集中講義で行われますが((4)を除く),その期間に欠席なく参加できる予定ならば,是非スクーリングを受講してみてください。科目内容についての理解を深める絶好の機会です。

●受講申込み
→ スクーリング1?2カ月前の機関誌『With』巻末の「ハガキ」で申し込んでください。一部『レポート課題集』巻末の用紙で申し込む科目もあります。
※「社会福祉援助技術演習A?B?C」「精神保健福祉援助演習」「実習事前指導」など

ポイント2 事前にレポートを提出する必要はない

 スクーリングでは事前にレポート提出の必要がない科目がほとんどです(英語や演習?研究法などの一部の科目を除く)。ただし,ある程度の予習をしておいた方が授業内容の理解は深まります。

ポイント3 追加履修登録の活用

 スクーリングは履修登録をしている科目でないと受講申込みができません。年度はじめの履修登録後,履修登録していない科目のスクーリング受講を希望する場合は,年3回(2月〔10月生のみ〕?6月?11月を予定)の期間において追加履修登録(「追加履修登録」参照)を行うと,登録手続き完了以降に開催されるスクーリングが受講できます。

ポイント4 情報交換の場として活用

 自宅での学習は孤独なものです。このため学習に行き詰まった時に一人で悩みを抱えてしまい,学習の停滞の原因となります。
 ともに学ぶ仲間を作る場,他の学生がどのように学習を進めているのか,どのようにレポートや科目修了試験に取り組んでいるのかを互いに情報交換する場としてもスクーリングを積極的に活用してみてはいかがでしょうか。

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[4] 学習計画を立てよう

 入学早々は自身の学習のペースがつかめないと思いますが,ある程度ペースをつかんだら,学習計画をたてて実行するようにしてみてください。

◆受講条件のある科目
 下記の科目はスクーリング受講申込み時点などで受講条件が課される科目です。条件の詳細は『レポート課題集』の各科目欄でご確認ください。

●社会福祉士国家試験受験資格指定科目
「社会福祉援助技術演習A」→「演習B」→「演習C」
「社会福祉援助技術実習指導A?B」→「社会福祉援助技術実習」
●精神保健福祉士国家試験受験資格指定科目
「精神保健福祉援助演習」→「精神保健福祉援助実習」
●高等学校教諭一種免許状(福祉)指定科目
「介護実習事前事後指導」→「介護実習」→「教育実習の事前事後指導」→「教育実習」→「教職実践演習」
●特別支援学校教諭一種免許状指定科目
「障害者(児)教育実習の事前?事後指導」→「障害者(児)教育実習」
●福祉心理学科必修科目
「心理学研究法I?II
●その他の科目
「コミュニケーション英語」「卒業研究」
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[5] 不明点は遠慮なくお問い合わせください

●事務室への質問の方法 → 「通信教育部事務室へのお問合せ」参照
●担当教員への質問の方法 → 「担当教員への質問」参照
●学習ガイダンス → 「学習ガイダンス」および『試験?スクーリング情報ブック』参照
●レポート学習会?レポート相談会 →「学習ガイダンス?レポート学習会?レポート相談会」および『With』参照

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[6] 進級/資格?免許状取得/卒業

「3章 資格?免許状取得のための履修方法」 「4章 進級の諸手続き」 「5章 卒業」参照

 正科生は修得単位数にかかわらず次年度の学費を納入すれば全員進級できます。

●進級手続きの詳細「4章 進級の諸手続き」,および『With』でご案内します。
●資格?免許状取得のための履修方法「3章 資格?免許状取得のための履修方法」,および『With』各号の「卒業と資格?免許状取得のために」を必ずお読みください。
●卒業のための履修方法「5章 卒業」,および『With』各号の「卒業と資格?免許状取得のために」を必ずお読みください。

 冊子巻末には,本書の学習アドバイスに関する項目の一覧が掲載されています。是非,学習を進める上での参考にしてください。