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資格?免許状取得のための履修方法

V 精神保健福祉士国家試験受験資格

5 指定科目の学習計画の立て方

 「精神保健福祉援助演習」と「精神保健福祉援助実習」には受講条件がありますので,最短年限で受験資格を得るには計画的に学習を進める必要があります(『レポート課題集(3?4年次)』「精神保健福祉援助演習スクーリング受講条件」「精神保健福祉援助実習申込受理条件」参照)。
 「3 指定科目履修の流れ」もご覧ください。

  1.  まず,「演習」の受講条件を満たすように学習計画をたててください(くわしくは「4 演習実習科目の受講条件」および『レポート課題集(3?4年次)』をご覧ください)。
    1)レポート
     受講の前提となる6科目のレポートは申込締切日(9月15日?3月15日)必着で提出してください。ただし,単位修得すべき4科目については不合格になった場合は再提出の機会がないこともあるので,早めに提出してください。また,「演習」1単位めレポートは最終受講判定日(10月15日?4月15日)までの提出が必要です。ただし,早めに提出した方が希望の日程で受講できる可能性が高くなります。
     なお,9/1,3/1以降に再提出として返却されたレポートはそれぞれ10/10,4/10まで提出が可能です。
    2)科目修了試験
     単位修得すべき4科目を科目修了試験受験する場合は,遅くとも9/15申込みの場合9月?3/15申込みの場合2月までの科目修了試験を受験して合格していることが必要になります。
    3)スクーリング
     単位修得すべき4科目をスクーリング受講する場合は,最終受講判定日の3日前までのスクーリングを受講して合格していることが必要になります。
  2. 精神保健福祉機関?施設での勤務経験がない方は実習前年度に,精神保健福祉機関?施設での「体験学習」(2日間以上,1日ずつ2カ所でも可)を行っていただきます(1日ずつ2カ所でも可)。「体験学習」先で実習をすることも多くなります。くわしくは,『レポート課題集(3?4年次)』「演習」欄「体験学習」をご覧ください。
  3. 実習前年度の11月末までに実習申込みを行ってください。
    *平成23?24年度のみ8月末の実習申込みが可能(受理条件達成も8月末)
  4. 11月末までに実習申込みを行った方は,下記にしたがい,早ければ11月末までに遅くとも2月20日までに,「4 演習実習科目の受講条件」記載の実習申込受理条件を満たすための単位修得を行ってください。その際,下記のようにレポート提出などを行ってください。
    1)レポート
     受講判定日(11月末,12/20,1/20,2/20)の1カ月前までに提出し,判定日までに合格していることが必要です。不合格になった場合は再提出の機会がないこともあるので,早めに提出してください。なお,11月末に判定を受ける場合の「演習」のレポート提出は特例で11月20日までとします。
     なお,1/5以降に再提出になったレポートは2/15まで提出が可能です。
    2)科目修了試験
     11月末および12/20が判定日の場合は第5回(10?11月)を,1/20が判定日の場合は第6回(12月)を,2/20が判定日の場合は第7回(1月)科目修了試験までを受験して合格していることが必要です。
    3)スクーリング
     各判定日の3日前までのスクーリングを受講して合格していることが必要になります。
    • ※2月20日までに条件を満たせなかった方は,次回11月末に再度実習申込みが必要となり,翌年の2月20日までに条件を満たせば,「精神保健福祉援助実習」の申込みが受理されます。
      *平成23?24年度のみ8月末の実習申込みが可能(受理条件達成も8月末)
  5. 実習開始条件(すべての学生に対して適用)
     すべての実習受講生は実習開始日の1カ月前には実習を除く指定17科目(旧カリキュラム),または19科目(2009年度以降カリキュラム)の単位修得済みであることが望ましい。ただし下記の最低条件を達成していれば可とします。
     実習開始日の2カ月前までに,(1)指定科目の中から40単位の単位修得,(2)実習を除くすべての「専門科目」のレポートを提出済みであること。
    • ※「専門科目」:精神保健福祉論I?精神保健福祉論II?精神保健福祉論III?精神保健?精神医学?精神保健福祉援助技術総論?精神保健福祉援助技術各論?精神科リハビリテーション学?精神保健福祉援助演習?精神保健福祉援助実習の10科目
  6. 実習前に「事前指導」のスクーリング(1日間?3コマ)を受講する必要があります。開講日程およびその他の実習受講条件は『レポート課題集(3?4年次)』をご覧ください。
  7. 実習期間を確保してください。実習期間は,7月1日?12月25日の間に24日間となります。
    • ※10月生(または4月生の在籍延長者)で9月末の卒業を希望する方は7月?8月中旬までに実習を終え,9月上旬の実習事後指導を受講し合格しなければなりません。
  8. 実習の実務経験による免除は一切ありません。
  9. 実習施設種別については「7 精神保健福祉援助実習 実習施設」をご覧ください。
  10. 実習後に「実習事後指導」のスクーリング(2日間?5コマ)を受講する必要があります。