資格?免許状取得のための履修方法

VII その他本学で取得できる資格

6 その他心理関連の資格と職業

 認定心理士以外の心理の資格として,お問い合わせの多い臨床心理士(指定大学院の修了後に受験資格取得可能?本学の通学課程の大学院総合福祉学研究科福祉心理学専攻臨床心理分野は第一種指定校です)については,『臨床心理士になるために』(誠信書房),『臨床心理士を目指す人の指定大学院完全ガイド '08?'09年度版』(オクムラ書店)などを参考にしてください。または,(財)日本臨床心理士資格認定協会のホームページ
  http://www4.ocn.ne.jp/ ̄jcbcp
もご覧ください。
 将来スクールカウンセラーを目指す方は,現在の文部科学省の規定では,「臨床心理士」の資格を持っていることが基礎条件になっているので,まずは福祉心理学科を卒業後指定大学院に進学することが必要です。
 指定大学院に進学後,臨床心理士の資格を取って,精神病院や神経科クリニックなどのカウンセラー(サイコセラピスト,臨床心理技術者,心理相談員などの呼び方もある)として活躍している人もいます。病院等のカウンセラーを目指すにも,まずは指定大学院に進学することがますます求められているのが現状です。
 臨床心理士以外にも,現在心理学関係の資格は増えています。その多くは国家資格ではなく,心理学関係の学会が認定するものです。また大学院修了を基礎資格にしているものが大半です。

その他心理関連の専門職

 福祉心理学科は,本来いろいろな福祉や教育の現場で,心理学を生かした仕事をする人材の育成を目指しているので,そういった意味では,職種は数多くあることになります。そのなかで,心理学を直接生かせる職種には,少年鑑別所?少年院などの法務教官(法務教官採用試験に合格が必要),家庭裁判所調査官(家庭裁判所調査官補採用I種試験に合格が必要),国家公務員?地方公務員「心理職」,スクールカウンセラー,各種病院?施設?企業?相談所のカウンセラーなどがあります。また,産業界での人事?教育?広告?調査?マーケティング等でも活躍が期待されています。
 その他,心理の専門職については『心理の仕事』『カウンセラーの仕事』
(朱鷺書房),『43人が語る「心理学と社会」4:臨床?福祉?犯罪』(ブレーン出版),『新 心理学がわかる。〔現場から〕』(朝日新聞社 AERA Mook)などを参考にしてください。

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