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VOL.19 MAY 2004

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【夏期スクーリングIIのご案内】

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【夏期スクーリングIIのご案内】

スクーリング講義概要

コミュニケーション英語
高橋 加寿子

 スクーリングの授業では普段のレポートでは学習が行き届きにくい発音,リズム,イントネーションなどの英語の運用面を中心に学習します。つまり,読む,聞く,話す,書くの中の「話す」が中心となります。Charts & Illustrationsのp.39-46にでてくる発音の仕方を参照し,テキストの中の発音や聞き取りに注意すべき箇所を重点的に練習します。また,テキストの音読,ダイアローグのシャドーイングの練習(文字を見ずに聞こえたままに声に出していく練習),暗記,発表,学生同士の会話練習(レッスンの最後のQuick Exchanges)などを行い,これまで学習したものを実際に使えるようにしていく練習をします。さらに,テキストの巻末のWriting It Outは毎回宿題になります。授業の進行状態によっては,レポート学習ができていない部分にも進むことがありますが,少なくとも,事前にLesson 6まではレポートを提出してから授業に臨むようにしてください。テキストの他に辞書,これまで提出したレポートを含むノートを持参してください。


情報英語
生田目 学文

 今日インターネットは,国際的な情報交換の道具として澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】な位置を占めるに至りました。また米国発祥のインターネットは,同時に英語を「国際語」としての地位を不動のものにしました。インターネットを活用するためには日本語だけでは甚だ不十分であることはすでに明らかであり,英語を駆使できることが現在の情報処理には必要不可欠となってきています。今後その傾向はさらに強まることでしょう。
 スクーリングでは,実際にコンピュータを使った実習の中で,英語の読解,聴解,作文などの練習を行います。基本的な英文法などの知識よりもむしろ,自分が必要とする情報をいかに早く確実に獲得するか,という点を重視した授業内容です。


情報処理I
石野 莞司

 TEXTを利用した自宅学習で習得したパソコン操作とソフトの利用スキルを確認した上で,さらに発展的な活用を視野に入れた下記のスケジュールで開講します。
1日目:基本的な文字入力練習,Windowsの基本操作とファイル管理のイロハ
2日目:Internet Explorerを通じた情報検索,メールソフト利用のイロハ
3日目:Wordの基本操作と効果的な活用
4日目:インターネットによる情報収集と効果的な資料作成,修了試験
 概ね上記の順番に構成して実施する予定ですが,参加者のスキルによっては,各テーマの配当時間に長短変更があり得ます。
(注意)プリントで実習を展開しますが,ソフトの機能を参照する必要性を配慮に入れ,面倒でも当日はTEXTを持参願います。


現代社会を見る眼
生田目 学文

 「現代社会を見る眼」は共通基礎科目の一つとして学生の身のまわりの社会を見る「眼」,そして「見方」というものを養うことに重きをおくものです。本授業では一般的な社会理論の歴史的な学習ではなく,我々が毎日眼にしている事象について理解することを目的とします。まず,そのための視点?視座を定めるための「社会科学」的な見方を学習し,国内外で現在進行中の諸問題(高齢化?少年犯罪?環境問題?情報化?安全保障問題?グローバリゼーションなど)について考察します。
 グループ演習を行ない,さまざまな視点を持つ受講生同志がお互いから学ぶ機会を積極的に活用します。


基礎英作文
窪田 美穂子

 英和辞典と和英辞典を持参してください。
 1日目から3日目はテキストUnit1から10までと英語談話室Iのポイントの解説を行う。それから各章の練習問題を実際に解答してもらう。さらにテキストに基づいた応用問題を出すので,その場で解答をしてもらう。
 3日目から5日目はテキストUnit11から20までと英語談話室IIからIVのポイントの解説を行う。それから各章の練習問題を実際に解答してもらう。さらにテキストに基づいた応用問題を出すので,その場で解答をしてもらう。


日本文化史
高橋 美由紀

 古代から近世末に至る日本文化の歴史的展開について講義します。教科書では,第1章「日本文化の見方」から第11章「町人文化とその思想」までが,該当範囲となります。基本的に教科書の内容にしたがって講義を行いますが,その過程で4つのレポート課題作成上のポイントについても詳しく説明します。
 なお,受講する際には日本史の年表(特に指定はいたしません。手持ちのもので結構です)を持参し,随時参照するようにしてください。


総合演習
寺下 明

 今日,日本が直面している問題や人類が共通して抱える諸問題の中で,特に教育と関連する問題のなかから,興味や関心のあるものを選び,それにかかわる研究を演習形式で行う。授業は,特に教科書等を定めず,文献?新聞?雑誌?インターネット等を利用しながら,受講生が自ら問題を提起し,資料をもとに分析?考察を加え,発表してもらう。その後,全員で議論しながら,現代社会の問題点への認識を深めていきたい。
 受講生には,問題やテーマについての理解にとどまらず,いかに情報や知識を収集し,分析?検討した成果を発表し,討議を進めるかといったスキルを学んでほしい。そして,そのことを通して,世界的視野に立った,人間性豊かで,問題解決能力?実践的指導力などの能力を養うことをねらいとする。
※事前課題の提出が必要です。


心理学実験III
木村 進?宇田川 一夫?佐々木 千鶴子?渡部 純夫

 大部分の受講生は,すでに「心理学実験I?II」を受講済であるはずなので,心理学における実験とはどういうものかについての認識はしっかりできていると思われる。「実験III」でも4つのテーマにしたがって実験を行う。「要求水準」,「投影法」,「コラージュ」および「家族のイメージ」の4課題である。それぞれの実験の目指すところについては,スクーリングにおいて説明するが,3年生における実験ということで,心理学研究における「実験法」の意味についてきちんと理解するとともに,それぞれの課題に取り組むことで,それぞれの実験内容が現実の生活経験や人間の姿とどう関連するかという視点から考えてみることが望まれる。
※筆記用具,定規,電卓,のり,ハサミを持参すること。
コラージュの素材になるような雑誌,パンフレット,チラシ等も必ず持参すること。


心理学研究法II
木村 進?白井 秀明ほか

 スクーリングにおいては,検査法の実習と調査法のデータ分析(心理統計)の実習を行う。受講生の人数によるが,1日目の最初の2コマが検査法実習,3コマ目が統計法についての講義,2日目の3コマを使ってデータ分析の実習を行う。実習はいくつかの小グループにわかれて行う。実習内容の概要は以下を予定している。
(1) 検査法実習
  (1) 検査法一般についての講義(1コマ:担当 木村 進)
  (2) 性格検査(「矢田部ギルフォード性格検査」〈YG検査〉)の実施と結果の整理
(2) データ分析実習(コンピュータ使用)
  (1) 心理統計学の基礎についての講義(1コマ:担当 白井 秀明)
  (2) 統計処理(有意差検定,相関分析等)実習
  (3) 結果の読み方についての解説


公的扶助論
阿部 裕二

 講義のテーマは,「豊かな社会における貧困の様相と生活保護の現状?課題」です。社会の基底的なセーフティ?ネットである生活保護の仕組みや現実は,豊かさのなかに潜在化し,十分に知られているとはいえません。しかし,貧困が私たちの生活上に直面する危険(リスク)の一つであるとすれば,貧困問題に対応する公的扶助(生活保護)は,年金や医療と同様に身近な制度ともいえるのです。そこで本講義においては,拡大しつつある貧困概念(様相)を踏まえながら,生活保護の考え方(目的,原理,原則など),制度の内容,そして現代社会における生活保護の課題について,受講生の皆さんとともに考えていきたいと思います。
※教科書をよく読んで出席してください。


社会保障論
阿部 裕二

 社会保障は比較的新しい概念ですが,今ではすっかり定着し,われわれの生活になくてはならない基礎的な社会制度に発展しています。しかし,皆さんはこれまでじっくりと「社会保障とは何か」について考えたことがあるでしょうか?
 本講義のテーマは「社会保障の考え方と仕組みを理解し,自分なりの『社会保障観』を構築しよう」です。わが国における社会保障は,少子?高齢化をはじめとするさまざまな環境の変化のなかで,構造的転換期を迎えています。その際,「私たちの生き方(価値観の転換)」も同時に問われています。そこで,講義ではこのような問題意識の下,社会保障の考え方や成立過程を考察しつつ,わが国の社会保障制度の現状と課題,そして少子高齢社会におけるあるべき生活保障システムを受講生の皆さんと共に考えていきたいと思います。
※教科書をよく読んで出席してください。


老年心理学
加藤 伸司

 3日間で11コマの講義を行い,12コマめが試験となります。
 講義では,「加齢」とはどのようなことなのかについて最初に学び,加齢に伴う身体機能の変化について基本的な点を学習します。それ以後は,感覚?知覚?記憶の変化などの精神機能が加齢の影響をどのように受けるのかについて考え,また知能の変化に関する研究法の理解や,高齢期に見られる痴呆性疾患,高齢期と死の問題などを系統的に学習します。
 スクーリング最終日の最後の1コマを使って,スクーリングで学習したすべての課題の中から各自が1課題を選択して試験を行います。


社会教育演習I
荒井 邦昭

 まず,事前に調査してきた公民館等の社会教育施設について,感想評価を含めて報告しあいます。参加者はさほど多くはないと思いますので,質問し合いながら,公民館の現状の一端をまず明らかにしたいと思います。その現状をふまえて,これまでの歴史的経過を考えながら,テキストの第2部で書かれている公民館での活動の中から一番興味を引かれたものについてともに考えましょう。そして第3部で述べられている職員のあり方を含めて,「こうあってほしい」公民館はどのようなもので,それはどうすればできるのかを一緒に考えたいと思います。最後に行われる試験は,スクーリングで自分なりに明らかにできたことを文章にまとめます。


心理アセスメント(ビデオ?スクーリング)
渡部 純夫

 (1) 正常と異常の判断は  私たちが正常と異常を区別するとき,どんな考えのもと判断を下しているのかを考えます。今まで皆さんは,なにを基準に判断してきたかを考えておいてください。
 (2) 心理臨床家の視点は  では,心理臨床家は異常をどのような観点から眺めているのでしょうか。心理臨床家の視点に迫ります。
 (3) 心理面接によるアセスメント  アセスメントのひとつである心理面接を通してどのようにアセスメントが行われるのかについての説明になります。
 (4) 心理テストによるアセスメント  心理テストの使用には十分な経験と注意が必要になります。そのあたりについて踏み込んでいきたいと思います。
 (5) 行動観察によるアセスメント  アセスメントには五感が澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】になります。五感をどのように活用していくのかについて考えていきます。


社会福祉援助技術演習I(7/31?仙台)
阿部 一彦

 社会福祉援助技術は,人々(クライエント)が社会生活を営む上で直面しているさまざまな困難性に対して,その状況を明らかにし,専門職とクライエントが共同作業によって明確になった課題について,目標を設定し,その解決のためにともに取り組むプロセスである。このプロセスの中では,クライエントの視点や希望を尊重するとともに,クライエント自身が,自分を価値ある人間とみなして,自らが問題解決を進めていくことが澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】である。
 本演習Iでは,講義などで学んでいる社会福祉援助技術を体験的に学習する。人々の多様な価値観,諸援助技術,多彩な社会資源などについて具体的?体験的に学んでいきたい。受講生の活発なかかわりが期待される。


社会福祉援助技術演習I(7/31?仙台)
関川 伸哉

 今回の社会福祉援助技術演習Iでは,主に2つの内容について集団での学習(実践)を行っていただきたいと思います。1つ目は,利用者理解です。ソーシャルワーク実践の場には,様々な利用者さんが存在します。個々の利用者が抱える「障害?問題」について考察してみていただきたいと思います。2つ目は,集団作業を通しての他者及び自己の理解です。社会福祉専門職としての自己の適性などについて考えていただきたいと思います。
 演習は,小集団による活動を通して学ぶ講義といえます。従来の机上の受身の講義形態とは大きく異なります。共に悩み考え,この機会に一人でも多くの仲間を増やしていただきたいと思います。


社会福祉援助技術演習I(7/31?東京)
山川 敏久

 社会福祉援助技術演習Iにおいては,社会福祉における対象者の目的を遂行するための社会福祉援助方法,技術,これまで学んできた(あるいはこれから学ぶものも含め)さまざまな科目を,演習を通して連動させ,実践に結びつくような演習にしていきたいと考えています。
 特に,自己理解,対象者理解,面接技術,社会資源など,疑似体験等いれながら,知る(知識),感じる(体験),考える,さらに実践できるように,共に学び,共に悩み,共に考えていきたいと思います。一部ビデオを使用します。


社会福祉援助技術演習I(7/31?東京)
君島 昌志

 社会福祉援助技術を学習するにあたって,特に利用者理解について深めていきます。なかでも共感的態度,受容的態度,非審判的態度など,グループワークを通して,利用者の立場を体験しながら,援助者としてのあり方を考察していきます。
 こうした体験を通して得られたさまざまな「気づき」とともに,社会福祉援助の方法論の体系を概観していきます。演習形式による授業のため,受講者一人一人が主体的に参加することを重視します。
 できるだけ動きやすい服装,靴で受講するようにしてください。

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