【お知らせ】
芹沢銈介美術工芸館
●小企画展「芹沢銈介の作品─夏から秋へ─」
8月5日(木)?9月15日(水)
芹沢銈介は,日々の暮らしに用いる品々を多数制作しました。夏に欠かせない色とりどりの「うちわ」や「扇子」も多くの人々に愛用されました。
これらの「うちわ」「扇子」には,日常のなにげない風景,草花,野菜,魚介,鳥などの文様が描き込まれています。
芹沢作品が自由で楽しく,暖かいなつかしさに溢れているのは,季節感を考えたモチーフの選び方にあるのでしょう。そしてそれらの独創的な文様は,たゆみなく描き続けられた膨大な写生の中から生まれたものです。
うちわ,扇子,風鈴,おもだか,芭蕉,柳,朝顔,波,貝,けいとう,菊,落ち葉,もみじ,熟れた柿,栗,葡萄,……。今回の小企画展は,夏から秋への季節の移ろいをテーマに,着物,帯地,のれん,屏風,額絵,軸,うちわ,扇子55点を展示します。
芹沢作品を通して,日本人なら誰もがなつかしく感じる夏から秋への自然の変化,季節感を追体験してください。
8月5日?9月15日までは小企画展として1F,5Fのみの展示となります(6Fは展示替えをして,10月1日より「芹沢銈介コレクション 世界の民族衣裳」展が始まります)。会期中は無休です。
スクーリングの合間に,勉強の合間に,リフレッシュのつもりでどうぞおでかけください。
本学学生は入館料無料。
ミュージアムショップもありますので,お土産などにご利用ください。
ホームページ http://www.tfu.ac.jp/kogeikan/