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VOL.21 AUGUST 2004

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スクーリング講義概要

法の基礎(日本国憲法を含む)
米谷 光正

 社会は固定したものではなく,絶えず流動かつ変移し流転の様相を呈して動いている。法の世界に立ち入ると,一般の常識では正しく把握できない複雑な技術を含む規則が,社会の多様化?組織化のなかでますます増加している。すなわち,今日のような複雑に入り組んだ多様性のある社会生活においては,法学の対象となる法や法的現象も,また,おそろしく複雑になってきており,単なる常識的判断がかならずしも法と一致するとはかぎらない。そのような意味において,変動してやまない社会に付随して変動する法を生きた社会生活関係のなかでとらえ,現実性を持つ社会規範としての意義を十分知る必要がある。
 そこで,本講義では,(1)「法と社会」,(2)権力分立制,(3)民法典,(4)「社会福祉と法」を中心にして,法学を基礎から学んで行く。


スポーツ(バレーボール)
佐藤 伊知子

 3日間の短期のスクーリングですので,バレーボールの基本技術を中心に実践します。実技の前には健康作りにも活用できる準備体操,ストレッチ運動も行います。
 また,6人制バレーボールをはじめ,ソフトバレーボールやシッティングバレーボールのルールについても講義いたします。それぞれにどのような工夫がなされているのかを学習してください。
 体育館での実技(ソフトバレーボールほか),教室でのルールの講義,ビデオ視聴(シッティングバレーボール等)を予定しております。運動着,体育館用のスポーツシューズを持参してください。


精神保健福祉論II
遠藤 克子

 精神保健福祉論IIでは,現在の精神障害者が抱える課題を解決するために,医療?保健?福祉にまたがる援助の中で福祉サービスを中心にした援助活動全体を概観する。
 精神障害者が社会福祉の対象として障害者基本法(平成5年)で位置付けられてから,11年経過,ノーマライゼーションの理念の具体化は法制度,専門的実践,市民レベルの活動など,どのレベルでもまだまだ不十分である。新障害者プラン(平成15?19年度)において,約7万2千人の社会的入院を解決することが計画されており,地域生活支援が援助の中心になる。その際に精神障害者本人の主体性の回復?尊重が援助の中核であることを法?制度の現状,具体的実践を検討し考えていく。第7章の理解を十分に,第4,5,8,10,11,12章全体にも一通り目を通して,特に第8章は必ず事前に読んでおくこと。


社会福祉援助技術論IV
草間 吉夫

 地域において住民が何らかの要因で困難や問題が起こったときに,様々な社会資源を活用しながら問題解決に導いていくのが,地域援助技術(コミュニティワーク)です。
 地域援助技術は,地域社会の福祉ニーズや福祉問題,福祉運営の課題に対応して,直接援助技術が展開しやすいように環境を整える働きをする技術であるため,地域の歴史や特性,環境の違いを念頭に入れて展開されるものといえます。
 スクーリングでは,社会福祉援助技術を把握したうえで,地域援助技術の対象?主体?組織?方法など体系と理論および技術を学びます。
 また,地域における具体的な課題を抽出して,コミュニティワークを用いて課題解決策を探ります。


社会福祉援助技術論III
松田 昭裕

 ソーシャルワーク(社会福祉援助技術)の一つであるグループワーク(集団援助技術)の意義や定義,ケースワーク(個別援助技術)?コミュニティワーク(地域援助技術)との関連,さらには,歴史的な発展について講義する。
 特に,援助者の援助行動の機能については,できうる限り事例(現場)を織り込みながら講義する。
 さらに,会場の広さなどの状況が許されるならば,事例を基にした小グループ(4?6人)での討議も行い研修を深めていく。


福祉社会学
外崎 紅馬

 少子高齢化が進行する現代の社会状況において,私たちの暮らしも以前と比べその生活様式や生活意識など,変化してきています。生活の基本となる家族形態は言うまでもなく,個人の生活スタイルや多様な価値観など,人によって「豊かさ」の意味も違ってきているといえます。
 そこで,スクーリングでは,現代社会の生活問題や社会問題,少子高齢社会における福祉的課題等の観点から,「豊かさ」についてのアプローチを行います。


障害児の心理
木村 進

 教科書と資料を使って講義をします。資料は当日配布になりますが,教科書については特に次のところを予習してきてください。I(全),II(全),III(1 2 6)。講義内容は,障害とは何かについての理解を土台に,具体的な障害の理解を踏まえて,働きかけのあり方に言及する予定です。受講生の障害児に関する理解と経験はさまざまであると予想されますが,基本的には初心者向けの内容にするつもりです。

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