【卒業者からのメッセージ】

入学からこれまでを振り返って

福祉心理学科　N.I.

　小さいころから，将来，心理を学びカウンセラー的な仕事をしたいという夢があり，その前に児童福祉?社会福祉を勉強?実践してきました。4年前に正規で働いていた職場をやめ，公立学校で講師をしながら，通信で心理学が勉強できるところをネットで探していたところ，東北福祉大に出会いました。
　ただ仙台ということで私の住んでいる三重からは非常に遠く随分悩みました。その時に通信教育部の事務局へ何度も相談させていただいたところ親切に対応していただき，また夫の理解のおかげで入学を決心しました。
　しかし，仙台へのスクーリングは大変でした。初めての夏のスクーリングは三重県の台風直撃により，高速道路通行止め，飛行機のダイヤの乱れ，やっと仙台に到着したものの想像もつかなかった冷夏，そのため長袖の服を探し回ったこと。また，冬は大雪で高速道路通行止め，39度の高熱，結局夫に仙台に引率してもらい，仙台空港には着陸せず成田へ，結局仙台駅に着いたのは夜中の1時でした。1年めのスクーリングは苦い思い出になりましたが，事務局の方の優しい声かけ，またたくさんの友達ができ，支えられ，1年を乗り越えることができました。
　2年めからはとても楽しいスクーリングになりました。友達との食事（仙台に来たのだからと海鮮，牛タン，ずんだもち，もなか，風土のランチ．空弁等），スクーリングの合間の松島一人旅（?!），七夕まつり，光のイルミネーション，そして私の大好きな芹沢美術館鑑賞等，たくさんの思い出ができスクーリング生活を満喫しました。
　3年間で卒業するために毎日の計画はしっかり立てました。図書館に行く日，レポートは1日何ページ，テスト前の学習，スクーリング前の事前学習等。
　しかし，3年勉強ばかりしていたわけではありません。私の中では遊びも満喫することも計画の中にあり，勉強の合間には日帰り旅行，科目修了試験後には友達とのランチ，ショッピング，もちろんスクーリングに行く前にはガイドブックを見て事前に観光学習も忘れませんでした。
　そして，旅費も計画をしっかり立て，飛行機チケット?ホテル代もしっかりお得な方法を調べて乗り切ることができました。
　レポートを書くにあたって，私の努力不足で，何度も不可になり落ち込んだりしましたが，結局自分がしっかり要点をまとめていなかったり，もっと落ち着いて考え，課題に取り組む必要性を学ぶことができた結果，大学院への合格の道につながったと思います。
　最後まで先生方，そして事務局の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました。皆様のおかげで，やっと卒業をむかえることができましたこと，本当に感謝しています。
　今は卒業通知がきたことをホッとするとともに，4月からは大学院で発達障害の領域を研究することが楽しみでわくわくしているところです。
　3年間本当にありがとうございました。