保健看護学科の保健師課程では、学生の皆さんの主体的な共同学習を促す取り組みを行っています。今回は、1年生が「私のまちの公衆衛生看護活動」の調べ学習、小グループでのプレゼンテーションと意見交換を行いました。自分が暮らすまちの様子を思い浮かべながら、実際に行われている公衆衛生看護活動を調べ、その内容を伝え合うことで、地域特性に応じたニーズの違い、それを踏まえた活動の澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】性、そして保健師の皆さんの創意工夫を知る機会となりました。

【学生の学び?感想】 
私は、みんなのまちの公衆衛看護活動を通じて、同じ東北や近隣の都道府県であっても、それぞれのまちの人口構成や環境によってそれぞれたくさんの特色ある活動が行われていることが分かった。私のまちのように、高齢者の多い地域では高齢者に向けた活動や支援が充実しており、子育てに力を入れている地域では子育て世代や、子ども関連の活動や支援が充実しているなど、それぞれのまちの公衆衛生看護活動を見るだけで、そのまちがどんなことに力を入れているのか、どんなまちなのかということが見えてくることに気づいた。また、少子高齢化が急速に進んでいる地域では、出産や不妊治療に対する支援が充実していたり、子育て世代が移住してきてくれるよう、子育てや子どもの健康についての活動も行っているまちが多く、ただ、今の需要にあわせるだけでなく、まちの未来も考えて、住民の健康のために活動していることがよく分かった。さらに、同じ活動であってもまちが異なればそれぞれの内容やそれぞれの工夫があり、公衆衛生看護活動はまちにとってとても魅力的な活動なのだと気づいた。