【3月卒業者からのメッセージI】
卒業を迎えて
社会福祉学科 T.S.
私が科目等履修生として入学したのは,2002年4月のことでした。通信教育部が開設された時でした。そして2年後に3年次に編入学しました。
私は,福祉関係とはかけ離れた民間企業で勤務していました。7年前に,特別養護老人ホームの介護職として,1年半勤務し,その後,行事を担当して,社会福祉士の資格を取得し,技術の向上を図っていきたいと強く切望し,社会福祉士の養成校に入学したいと思っていたところ,本学の通信教育部が開設されたので,入学しました。
最初の1,2年間は,自分の認識不足でレポートと科目修了試験で,単位修得したので大変でした。特に,レポート作成は,大学時代に慣れていると思っていましたが,福祉法学は,なかなか先生に認めてもらえなくて大変でした。科目修了試験も,なかなか合格できませんでした。レポート作成は,最初は教科書と,図書館へ行って調べ,借りてきて参考文献にし,まとめました。子どもの妊娠?出産をし,入院を2回した時は,図書館へ行くことができないので,教科書とホームページで調べたものをまとめながらのレポート作成でしたので,困難でしたが,何回かやっていくうちに慣れてきました。
スクーリングを始めたのは,3年生からの予定でしたが,子どもの妊娠?出産と続きましたので,実質始めたのは4年生からでした。一緒に入学した学生さんたちより,1年遅れたので少しあせりました。スクーリングでは,学生の皆さんと触れ合うことができるし,先生の指導を直接受けることができるので,1,2年生の段階からスクーリングに参加していれば良かったと思いました。スクーリングの単位も,全部1回で修得することができました。今でも,スクーリングで知り合った学生の皆さんと交流しています。また,前に介護実習でお世話になった職員の方とも出会うことができ,よかったです。後輩の皆さんもスクーリングには,ぜひ参加してほしいと思います。未知の世界が開かれると思います。
実習は,8年前に介護実習を行った地元の特別養護老人ホームで,約1カ月間行いました。同法人の事業所を全部実習しました。特別養護老人ホームでは,介護職員や相談員に同行して,介護業務や相談業務の実習を行いました。在宅では,デイサービスセンターや,ホームヘルプサービス,在宅介護支援センター,居宅介護保険事務所,グループホームの各事業所の介護職員やケアマネージャーに同行して実習を行い,教科書や講義では学ぶことができない,実際の現場を目の当たりにして,介護保険制度の下でのサービスの提供について考えさせられました。
将来は,子どもが落ち着くまで子育てを行って,実習先のホームヘルプサービスセンターでホームヘルパーをして,介護の現場におけるサービスの提供や,利用者さんの生活ぶりについて学んで,社会福祉士の国家資格や,ケアマネージャーを取得し,実習先の在宅介護支援センターや,居宅介護保険事務所の相談員として,相談業務やケアプラン作成を行っていきたいと思っています。
最後に,澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】通信教育部の先生方,職員の皆さん,本当に5年間ありがとうございました。これまで学習してきたことを念頭に置いて,就職,国家試験に向けてがんばっていきたいと思います。
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