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VOL.56 NOVEMBER 2008

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投 稿

社会福祉学科 永野 容子

 11/1から11/3迄の期間でステーションキャンパスにおいてケアマネジメント論を受講したものです。私にとって今回のケアマネジメント論の受講は一大決心をして臨んだものでもありました。

 昨年母親の転倒によりスクーリング参加が少しずつ遠のいてしまう現状となっていました。会津に住んでいるので2泊3日の講義となりますと前日からの宿泊がやはり理想と考えますと,4日くらい家を留守にしなければなりません。私が4日間留守になると母親の一人暮らしは大変不安なものとなります。私自身は目指す精神保健福祉士の資格を取得するためにも,スクーリング参加は必須となります。あれこれ考え,他の人に私の留守に泊って貰う手続きをしてスクーリング参加へと結び付けた経過でもありました。講義の最中でも頭の中は,母親の健康面についつい思考が及んでしまい,少しの不安とちょっとした心配やらで過ごしていました。そのような時に,同じスクーリングへ参加した方と偶然話す機会がありまして,母親の介護についての優しいアドバイスや私への思いやりある気遣いの言葉や心配りをしていただきました。

 二日目のスクーリング時も,急きょ,母親の周囲において心配事が発生してしまい,あわてて一日目のスクーリング終了次第,新幹線で会津に戻り難題を片付けて二日目のスクーリングに間に合わせるために当日の朝早く仙台へ向かったので,その時などは睡眠2,3時間でした。そのような時もその方は,私の睡眠不足の心配と健康面,精神面について随分いたわって下さいました。それにも関わらず,その方の住所も名前もこちらからたずねる心の余裕も持てず,まして,ありがとうございますの御礼の言葉も言うことなく,言葉は不足,未熟な迄の対応しか取れず,とにかく毎日,申し訳ないおもいの中で暮らしています。あのスクーリング(ケアマネジメント論)を途中で中断することがあったなら,私は次回からのスクーリング参加は見送る方向に考えが移行していったのではないかと思われます。私の今おかれている環境の中でケアマネジメント論をキチンと終了出来たことは,何よりもその方のあたたかい数多くの言葉と心遣いに支えられたお陰であったからだと強く思います。紙面をかりて,御礼申し上げさせていただきます。それから,ケアマネージャー試験合格を祈っております。

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