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VOL.56 NOVEMBER 2008

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スクーリング講義概要

法の基礎(日本国憲法含む) 渡辺 信英?菅原 好秀

 福祉の現場では発生する多様な価値観の衝突に対して,迅速かつ的確な判断能力が必要です。その的確な判断能力を身につけるためには,社会福祉専門職としての法学的知識がどのような場面で,どの程度の活用ができるかという素養が必要となります。

 講義では社会福祉の対象となる市民に対しての単なる法学的知識を習得するにとどまらず,社会福祉サービスの対象の属性別(児童,高齢者,障害者など)にそれぞれの領域で専門職としてふさわしい法的思考能力を修得するために,判例の事例を踏まえながら具体的に学んでいきます。

福祉と生活 八巻 幹夫

 生活とは生存のための消費と生産の絶え間ない活動を指すが,この科目では,昭和20年以降のわが国の生活(暮らし)の有りようとその変化から,現代生活のしくみと福祉が生活にどのように関与しているかを学ぶことにしたい。スクーリングでは,わが国の衣食住文化の変化等をパワーポイントを活用し,わかりやすい講義にしたい。当日はテキスト(現代生活論)を使用します。

心理学研究法II 木村 進?白井秀明?中村 修?佐藤俊人

 スクーリングにおいては,検査法の実習と調査法のデータ分析(心理統計)の実習を行う。受講生の人数によるが,1日目の最初の2コマが検査法実習,3コマ目が統計法についての講義,2日目の3コマを使ってデータ分析の実習を行う。実習はいくつかの小グループにわかれて行う。実習内容の概要は以下を予定している。

  1. 検査法実習(2コマ:担当 木村 進 ほか)
    1. 検査法一般についての講義
    2. 性格検査(「谷田部ギルフォード性格検査」〈YG検査〉)の実施と結果の整理
  2. 調査法(データ分析)実習(4コマ:担当 白井秀明 ほか)
    1. 心理統計学の基礎についての講義
    2. 統計的検定(x2検定,t検定,無相関検定)の基礎についての講義
    3. 統計的検定の課題実習

 この科目の1単位めのレポートは,スクーリング期間中または3月17日必着(3月卒業希望者は3月10日必着)で提出することが求められます。受講生は『レポート課題集(1?2年次)』p.223?227,ならびに申込者に事前に送付される講義資料をよく読んできてください。

 さらに,スクーリング事前学習として『レポート課題集(1?2年次)』p.224の(3)「要約レポート」が課されています。「要約レポート」はスクーリング初日に必ず持参してください(郵送しないこと)。

 この科目の2単位めのレポートは,スクーリング受講後ならばいつでも提出できます(3月卒業希望者は3月10日必着)。

●受講条件
スクーリング申込締切日(2月13日)までに福祉心理学科専門必修科目?選択科目A群の科目から7科目分のレポート(4単位科目は4課題などその科目の全てのレポート)を提出していること(心理学実験を含めても可?提出していれば不合格や未採点のものがあっても可)。くわしくは,『レポート課題集(1?2年次)』p.224参照のこと。

●3月卒業希望者は3月10日までに1?2単位めレポートを提出してください。

軽度発達障害教育総論 後藤 紗織

 特別支援教育が注目され,軽度発達障害児についても耳にしたり,関わる機会が増えた方が多いのではと思います。軽度発達障害は障害像が重なる場合も多く,定義があいまいな面もあり,その実像をイメージしたり,関わり方や指導の仕方を理解するのは難しいことだと思います。

 今回の授業では,映像など実際の様子を見ながら,それぞれの定義や指導方法について学びたいと思います。実際に学校など様々な場面で,軽度発達障害児に接する方の役に立てればと考えています。

 1日めビデオ?スクーリング  2日め教員講義となります。

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