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VOL.46 SEPTEMBER 2007

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[精神保健福祉論I?II]
「精神保健福祉論I?II」のレポートアドバイス訂正

准教授 阿部 正孝

 今年度よりテキストが大幅に改訂され,『レポート課題集2007(1?2年次)』記載のアドバイスが必ずしも適しているものでないことが判明しました。主に章の違いです。ここにお詫びしながら,訂正と詳しいポイントを連絡します。

◆「精神保健福祉論I」1単位めについて

 旧テキスト,新テキスト共に第1?3章まで熟読なさって下さい。
 我が国の処遇の歴史は,何か象徴的な事件が起これば,福祉の歴史が作られるという状況にあります。国民はそのことに大きく影響を受ける事実はありますが,一方やはり障害者に対する一人ひとりのスティグマの存在も見逃せないことを知ってもらいたいと思います。また,ICF,蜂矢氏の理論は,今日の精神保健福祉に大きな影響を与えています。これらについても論述することを希望します。

◆「精神保健福祉論I」2単位めについて

 旧テキスト第6?7?9章,新テキスト第7?8?10章が参考になります。
 精神医療の現場では,閉鎖的な環境のもと,患者の権利侵害が起きたり,不利益が生じたりします。しかしながら,当事者の援助のみならず本人を取り巻く環境への配慮も精神保健福祉士の役割です。倫理も含めながら専門性を考えていただければと思います。

◆「精神保健福祉論II」1単位めについて

 旧テキスト第4?5?8章,新テキスト第4?5?9章を参考願います。
 「精神保健福祉法」の制定以来,社会資源が整備され始め,精神障害者の地域生活の維持,社会参加など,相談援助活動は多様に展開されています。この単位では,主体性を尊重する援助活動とはどのようなものかなどを求めています。

 なお,レポートをまとめる際には,テキストのみでは完全ではないので,ご注意願います。文字数は1単位あたり2,000字以上が望ましいです。また,レポートで引用?参考にした箇所は,本文中には1)2)……と記載し,レポート末に出典を表示することを必ず行ってください(『学習の手引き 2007』p.145?146,『レポート課題集2007(1?2年次)』p.189参照)。

 皆様の力作をお待ち申しあげております。

■おわびとお願い

 「精神保健」関連科目については,他にも下記のとおり,平成19年度以降の履修登録者に対して『レポート課題集2007』の追加をお願いいたします。

●精神保健福祉援助技術各論 
 新課題を新しい教科書にはさんで送付しています。
●精神保健福祉援助技術総論 
 『With』43号p.86および『With』46号p.67?68
●精神科リハビリテーション学
 『With』45号p.74?75

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