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VOL.33 JANUARY 2006

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[INTERVIEW] 精神保健福祉援助実習を終えて

社会福祉学科(通学教育部)
T.Aさん

 今年度,「精神保健福祉援助実習」を受講された方々は,本学?通信教育部としては,初の実習生でした。受講された在住のT.Aさんにお話しをお伺いいたしました。
 ※実習先1 小児心療センター   7月1日?19日 12日間
 ※実習先2 こころの医療センター 10月11日?29日 12日間


Q 実習先は,すでにご存知の施設でしたか。

 最初に2週間の実習を行った「小児心療センター」(児童精神科)は3年次に体験学習で行った施設でした。また,体験学習以前からそこでボランティアをしていました。ボランティアをしていなかったら,とても受け入れられていなかったと思います。「小児心療センター」では2週間の受け入れが限度といわれ,同じ県立の「こころの医療センター」を紹介してもらい,2カ所での実習となりました。2カ所に行くと,事前レポートも事後レポートも2倍になるので,とても大変でした。

Q 「小児心療センター」での実習はいかがでしたか。

 一言で「楽しかった」です。「小児心療センター」では,ボランティアをしていることもあり,職員さんとも利用者の子どもさんとも顔見知りで,より深い実習経験ができたと思います。子どもの病棟に入ってスポーツしたりお話したり。ケース会議にも参加させていただきました。全国でも珍しい児童精神科ということで,虐待を受けた子どもも多いのですが,「虐待プロジェクト会議」などもあり,子どもひとりひとりにあった処遇をしていることを肌で感じました。

Q 「こころの医療センター」での実習はいかがでしたか。

 こちらは,急性期,慢性期,アルコール,老年期の各病棟や作業療法,デイケア,小規模作業所などを1?2日に1つずつ体験していくかたちでした。いろんな場面を見るだけで忙しく終わってしまったような気もします。

Q 実習に行って,とくにどんなことを学ばれましたか。

 児童精神科では,いろいろな子どもたちが入院治療を受けていて,家庭環境もさまざまです。ソーシャルワーカーとして,子どもたちの処遇を考えていくためには,幅広い知識が必要だと感じました。また,子どもたちにとってモデルとなる大人にならなくてはいけないと思いました。

Q 事後指導スクーリングを受けられて,実習経験を深めることができましたか。

 事後スクーリングでは,皆さんの実習体験を伺うことができ,大変参考になりました。また,同じ単科の精神科病院でも実習内容や雰囲気が随分違うと感じました。


ありがとうございました。

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