1章 履修と研究の方法

IV 研究指導の方法

1 通信指導

レポート添削指導

 『科目別ガイドブック』に従い,指定図書や参考書等を自学自習して,「課題」に対するレポートを作成します。たとえば「講義科目」(4単位)では4,000字程度のレポート2通を,「演習科目」(2単位)では,4,000字程度のレポート1?2通を提出しなければなりません。提出されたレポートは,担当教員から添削?講評を受けます。評価が「再提出」の場合は,添削等に従って書き直し,再度提出しなければなりません。
 レポートの作成過程で,研究方法や内容等について疑問や問題が生じた場合,担当教員またはT.A.(ティーチング?アシスタント)の指導を受けることができます。質問?応答は,郵便や電子メール等の方法で行われます。

修士論文作成指導

 修士論文の作成にあたっては,研究計画の作成,文献?資料の整理,論文のまとめ方について,担当教員またはT.A.の指導を受けることができます。質問?応答は,郵便や電子メール等の方法で行われます。

2 面接指導

スクーリング

 在宅学習は,さまざまな困難や障害を伴いがちですが,それらを克服する機会として,面接指導が設定されています。演習科目?特別研究科目は,大学で教員から直接指導を受けるスクーリング科目(1科目90分×12コマ)となっています。スクーリングには,予め指示された課題について学習しておく必要があります。そのような事前学習のうえに立って教員対学生,学生同士で討議を行うことによって,最先端の学問内容への理解が深められ,同時に個々の研究計画を進めるよい機会となります。

※平成15年度のスクーリング日程は5月中旬以降,機関誌『With』や書面などでお知らせします。

修士論文作成指導

 修士論文作成の過程で,郵便や電子メール等を利用し,質問や応答することが可能です。しかし,研究内容や論文のまとめ方の詳細については,通信指導では限界もあり,論文作成過程において指導教員から3回以上面接指導を受けることが義務づけられています。

3 単位修得試験

 「研究」「特講」科目は,レポート提出後,単位修得試験を受験することになります。試験を受験するための条件は,

1)受験科目が予め履修登録されていること
2)レポート2課題が提出され合格していること
3)学籍があること

となります。
 試験の実施方法は,下記の1),2),3)のいずれか1つが担当教員から指示されます。

1)レポート試験
 課題レポートとは別に4,000?8,000字程度のレポートを課す方法です。今年度単位修得のための最終提出期限は2月23日(月)必着(2年次は1月31日(土)必着)となります。

2)口述試問
 担当教員が指示する日に実施します。最終日は2月23日(月)(2年次は1月31日(土))です。

3)筆記試験
 担当教員が指示する日に実施します。最終日は2月23日(月)(2年次は1月31日(土))です。

 「演習」科目の単位修得試験は,既述のように(「演習」科目参照),スクーリング受講後のレポートによって行います。

※平成15年度の単位修得試験の実施方法は,5月中旬以降,機関誌『With』や書面などでお知らせします。
※2),3)については,各科目の担当教員のスクーリング期間に実施することを予定しています。

▲ Page Top