1章 履修と研究の方法

II 履修登録

 科目の履修登録は,「開設授業科目」を参照し,1年間に履修する科目を指定された履修登録用紙に記入し,4月21日(月)必着で通信制大学院事務室あてに送付してください。
 1年次に履修登録した科目は,修了まで有効です(1年次に単位が修得できなかった場合は,引き続き2年次に継続履修となります)。また,一度履修登録した科目については修了まで取り消しができません(履修放棄は可能です)。
 修士論文を作成,提出するためには,原則として,本修士課程に1年以上在学し,提出する前年度末までに授業科目から,社会福祉学専攻16単位以上,福祉心理学専攻12単位以上修得している必要があります。計画的に科目を履修してください。
 なお,履修登録は年度ごとに行いますので,用紙には今年度履修する科目のみ記入してください(年度途中の追加履修登録はできません)。
 1年次に何単位分履修登録するかは任意です。ただし,2年次に修士論文に集中したい方は,1年次で多めに(たとえば社会福祉学専攻20?30単位,福祉心理学専攻18?22単位)履修登録し,科目の単位修得を中心に行うことも考えられます。
 来年度,教科書が変更された科目について,変更後の教科書,変更後のレポート課題にもとづいて,学習を進めることを希望する場合は,教科書代金の実費が必要です。変更前の教科書で課題1に取り組み,新しい教科書で課題2に取り組むことも可能です。
 授業料の枠内で履修できる単位数は修士1?2年次合わせて40単位までとします。41単位以上履修される場合は,教科書代金の実費が必要となります。
 その他,専攻ごとに留意いただきたいことは以下のとおりです。

1 社会福祉学専攻

 社会福祉学専攻では,「開設授業科目」の備考欄に記されているように,原則として「いずれかの分野を中心に」科目を履修します。その分野がご自身の専門となります。
 「いずれかの分野を中心に」とは,授業科目の名称欄の福祉臨床分野,精神保健臨床分野,国際福祉関係分野,地域福祉関係分野,社会保障関係分野のいずれかのうち少なくとも1つの分野について,原則として研究科目3科目,演習科目1科目以上履修し,その単位を修得することが必要になります。なお,福祉臨床分野を専門分野とする方は,共通分野の社会福祉援助技術研究と社会福祉援助技術演習を履修してください。
 また,「演習」を履修する際は「演習」を単独で履修することを避け,「特講」「研究」と組み合わせて履修してください。

2 福祉心理学専攻

 福祉心理学専攻では,社会福祉学専攻のような分野には分かれていません。しかし,科目区分ごとに,修得科目数?単位数が決められています。そのため,「開設授業科目」の備考欄に注意して履修するようにしてください。
 授業科目の「研究演習I?V」は,修士論文作成に向けての準備と考え,1科目に絞るなり,複数科目履修するなり,ご自身の学習スタイルに合わせた履修を行ってください。
 「特別研究I?V」(2年次にのみ履修可)は,修士論文指導の科目となります。原則として「研究演習I?V」で履修した科目の担当教員の「特別研究」を1つ履修してください。

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