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VOL.52 JUNE 2008

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投稿

●学び続ける皆様へ

福祉心理学科OB 大津 重樹

 私も,昨年までは,卒業生の話を,本当にうらやましく思っていました。同じように,苦労しました。しかし,その苦労の分,日々気づかぬうちに成長している自分を感じるときが,あるのではないでしょうか。
 レポートも進まないときは,下書きも大まかにして,取りあえず清書してみるのはどうでしょう。このようなことを言うと,一部の先生方にお叱りを受けそうですが,私たちの学びは,多くの場合,仕事や家事との両立が求められます。完璧を追求したのでは,おそらく学習が進まなくなり,挫折することにもなりかねません。また,先生の求めるものが,私たち学生の求めるものと違うことも起こりえます。また,「一回ではまず通さない」と明言されている先生も居られます。
 取りあえず作成する。それだけでも大変なことだし,たとえそれが不可であっても,自分自身の学びの足跡だと思います。再提出であっても,そこから何らかの手がかりはえられるでしょう(私は,何度もありました)。山登りと同じで,下からはとてつもなく高く見えても,一歩一歩登って行けば,いつかは頂上にたどり着きます。必ず。そして,苦労して登ってきたコースを,懐かしく思うときが来ます。初心を忘れそうになることは何度もありますが,あくまで,自分の勉強だと思って取り組んでいくのが大事だと思います。そして,愚痴を言い合え,情報交換もできる友人も大切に。
 先人の言葉に,学びの道は一生続くというものがあります。私も,卒業はしましたが,それに従い,また別の道で学び続けたいと思います。

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