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VOL.45 AUGUST 2007

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秋期スクーリングIV 講義概要

心理学概論 佐藤 俊人

 秋期スクーリングIIと同様


ボランティア論 小野 芳秀

 少子高齢化が年々進行していくなか,福祉施策における公的サービスには,財政や人員等において限界があります。福祉サービスがより充実するためには,住民同士の助け合い等,地域全体でサービスを必要としている人々を支える仕組みが不可欠です。今まさに地域におけるボランティア活動は,福祉サービスを担う一つのシステムとして機能することが期待されています。
 本講義では,ボランティアに関する理論や実践的な方法論について解説し,ボランティアが実際の活動を通して直面する課題について,当事者と推進?支援者の視点から論議します。
 地域コミュニティの構築と福祉サービスの創造にたいし,ボランティア活動が果たす役割とその可能性について共に考えましょう。


社会福祉援助技術論I 山本 邦男

 本講義は社会福祉援助技術の現場の実際を通して,「個別援助技術論」の意義を学ぶ。特に医療機関におけるケースワーク事例と介護保険制度のケアマネジメントの実際を学ぶ。具体的には次のような項目に触れてみたい。
 (1) ケースワークとソーシャルワークの分類。
 (2) 個別援助技術における「環境」と「個人」の調整の意味を理解する。
 (3) 援助技術における「価値」「知識」「技術」とは。
 (4) 個別援助技術の発展について。
 (5) 個別援助技術に関連するキーワードの解説。
 (6) 介護保険制度の概要とケアマネジメントの意義。
 (7) 在宅医療とケースワーク,ケアマネジメントの実際。
 (8) レポート課題の要点を解説する。
 社会福祉援助技術を学ぼうとする時,基礎的理論と併せて,現場の実際の事例に触れながら,実践的経験を通して,その意義を理解することが澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】である。知識や技術,制度はそれを活用する援助者の実践によって,はじめて有効なものになるからである。


社会福祉援助技術論II 都築 光一

 主な講義内容は,(1)社会福祉調査のこれまでの史的展開について学びながら社会福祉調査の現代的意義について考えてみよう,(2)実際の調査にはどのような方法があり,どんな長?短所をもちあわせているのか,なかでも面接調査の技法について学習する,(3)調査を行う場合の標本をどのように抽出するのか,標本抽出の意義と方法についての基本を学習する,さらに標本の大きさの決定について学ぶ,(4)調査票作成の基本とは何か,(5)調査したデータをどのように整理?分析するのか等について講義する。


家族心理学 西野 美佐子

 家族心理学は,おもに臨床心理学的研究を基盤として1980年代に台頭した心理学でも最も新しい学問です。これまでの心理学がおおむね個人のこころを対象としていたのに対して,家族心理学は,夫婦,親子,同胞や祖父母との関係を含む錯綜とした家族関係を対象とするのが特徴で,その理論的構築にあたっては,システムズ?アプローチが必要となります。女性の社会進出,不況,少子化など社会経済文化的出来事と密接な関連をもって展開される家族関係の力動性を追及するのが,家族心理学の中心的課題です。
 本講義のねらいは,今日の社会的状況を踏まえて,変容する家族の姿の中に貫く本質的なもの,普遍的なものについて理解を深めることです。
 1. 家族心理学とは
 2. 家族の心理構造
 3. 家族の発達段階とその心理的危機
 4. ペアレンティング
  (1) 夫婦関係の発達 (2) 母子父子関係の発達 など
 5. 家族関係の心理的査定


教育心理学 白井 秀明

 各自の持つ「教育観」「発達観」を見つめ直していただきます。受け身的に話を聞くだけでなく,小学校のテストに答えたり工作したりと,頭や手をフル活動していただきます。お楽しみに! 講義内容は,次のように絞る予定です。
 (1) 教育と発達…教育とは,L.S.ヴィゴツキーとJ.ピアジェの発達論,ある発達障害児の例
 (2) 教授?学習過程…「教える」ということ,「学ぶ」ということ,動機づけ,無意味綴り学習と有意味綴り学習
 (3) 教育評価…目的的活動における評価,教育評価の目的,方法
 できるだけ多く実践例をあげたいと思います。そして,「わかること」と同時に「わからなくなること」の“楽しさ(!?)”を感じていただけたら,そんな場になれば,と考えています。


社会福祉援助技術論IV 松田 昭裕

 地域において何らかの要因で問題が起こったときに,問題解決に導いていくのが地域援助技術(コミュニティワーク)です。
 スクーリングでは,地域援助技術の原則,展開過程,そして,具体的な事例を通しながら援助の技術を学びます。特に,社会福祉協議会が果たしてきた意義や役割について,事例を織り込みながら講義します。
 また,地域における具体的な事例をもとに,グループ討議をとおして課題の解決を探ります。


社会福祉援助技術論III 髙木 知里

 スクーリングでは,集団援助技術での援助者の援助行動の機能を中心に学びます。配布資料をもとに集団援助技術の展開過程に沿いながら事例を紹介していきます。小グループ(5人?6人)での演習を行い,実際に集団援助技術の展開過程を体験していただきます。また,集団援助技術と個別援助技術?地域援助技術との関連などにもふれながら講義します。
 なお,レポート課題についても説明しますので教科書を持参してください。
<教科書>
 『新版 社会福祉士養成講座8 社会福祉援助技術論I(第3版)』
 『新版 社会福祉士養成校座9 社会福祉援助技術論II(第4版)』

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