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VOL.40 DECEMBER 2006

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【卒業と資格?免許状取得のために】

養護学校教諭免許状 取得希望の方へ

 3月末までに科目等履修生修了希望の方のレポート提出期限は2月末ですが,そのレポートが再提出になると日程的に厳しくなりますので,1月末までに提出することを推奨いたします。
 なお,今年度これまでに障害児教育実習を終了された方は50名です。実習期間がとても楽しかった方,苦労した方さまざまであるとは思いますが,実習経験がこれからの教育経験にいかされることを願っています。
 養護学校の正教員に採用された,採用試験に合格されたというご報告も3名の方よりいただいています。おめでとうございます。

1 来年4月より「特別支援学校免許状」に変更されることによる連絡【澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】】

 平成19(2007)年4月より盲学校,聾学校および養護学校が,障害種別を超えた「特別支援学校」に一本化されます。これにともない,これまでの「盲?聾?養護学校」ごとの教員免許状は,教育領域(知的障害者?肢体不自由者?病弱者?視覚障害者?聴覚障害者)を定めた「特別支援学校一種免許状」に変更されます。
 養護学校免許状を所持している方,来年3月末までに申請を終えた方は,平成19(2007)年4月1日時点で「知的障害者,肢体不自由者及び病弱者に関する教育の領域を定めた特別支援学校教諭一種免許状」を所持していることに読み替えられます。
 この件に関し,下記の点にご注意ください。

  1.  現在在籍されている方(休学を含む)は,学籍を継続している間(卒業または科目等履修生の継続修了まで)は,現在の8科目23単位のカリキュラムで取得できますので,安心してそのまま学習を継続してください。
    ※科目等履修生の方が今年度中に取得できなくても,来年3月または9月に何らかの科目を履修し学籍の継続手続きをとれば,現在のカリキュラムで取得可能です。
  2.  来年3月末までに卒業,または科目等履修生修了予定の方は,単位修得後至急3月末までに免許申請を行ってください。来年3月末までに卒業,または科目等履修生修了予定の方は,来年3月末までに都道府県教育委員会に免許申請を行わないと現在のカリキュラムでの免許申請が無効になります。免許申請の方法は,「2 すでに基礎となる教職免許を所持しており養護学校免許を申請する方へ」をご覧ください。
  3.  2.に関し,「レポート提出期限」記載のとおり,初回レポートはできるだけ1月10日まで,再提出レポートは2月20日までに提出してください。また,どんなに遅くともレポートは2月末までに提出してください。証明書発行の郵送での申込から到着までのやりとりに2週間かかることを考え,どんなに遅くとも3月10日ごろまでには証明書の発行申請をしていただかないと3月末の申請に間に合わない可能性がありますので,ご了承ください。
  4.  現在在籍している方も,希望により新しいカリキュラムで免許状を取得することも可能です。本学では,「知的障害者?肢体不自由者?病弱者?聴覚障害者に関する教育の領域を定めた特別支援学校教諭一種免許状」が取得できるように文部科学省に申請をしております。ただし,修得すべき単位数が30単位以上40単位程度となります。なお,新しいカリキュラムの詳細や現在の科目と新しいカリキュラムの科目の単位の読替えなどは来年3月上旬にならないと回答できません(文部科学省?課程認定申請の結果が出るのが2月末予定のため)。
  5.  在籍期間に少しでも間をあけると,たとえば3月に科目等履修生をいったん修了し,9月に再入学した場合などは,新しいカリキュラムが適用されますので,ご注意ください。
  6.  基礎となる免許を所持していないと養護学校の免許状が申請できないなどの点は変更ありません。
  7.  教育職員免許法6条別表7の取得方法(養護学校教諭二種免許状所持者が一種を取得希望の場合,小?中?高?幼の普通免許状所持者が養護学校教諭二種免許状を取得希望の場合など)で免許状を申請予定の方は,上記1.の現在在籍者の特例が適用されるかどうか,現時点では不明です。詳細は都道府県教育委員会にご質問いただくことになりますが,11月末時点では都道府県教育委員会もまだはっきりしたことはわからないようです。

2 すでに基礎となる教職免許を所持しており養護学校免許を申請する方へ

 必要な単位修得を終えた方は,必要な書類や申請の方法について,各自で申請する都道府県にお問い合わせください(東京都?京都府など規定の用紙に単位修得証明を行う都府県もありますので,ご注意ください)。採用が決まっている場合はその都道府県へ免許申請を行うほうが望ましいようです。
 多くの都道府県では「大学発行の教職免許申請用?単位修得証明書」が必要ですので,『学習の手引き』2005年版p.220?221,2006年版p.206?207を読んで,お申込みください(様式8の申込み用紙+郵便小為替600円+返信封筒同封)。なお4月からの採用が決まっていないなど特別の理由がない場合は,12?3月中は個人による免許申請を受け付けないといわれる場合もありますが,今年度は上記1の理由で必ず各自で3月末までに都道府県教育委員会に申請をしてください。
 なお,科目等履修生の方は単位修得後随時証明書を発行していますが,正科生の方は原則3月10日以降の発行となります。
 また,別の大学を卒業している方(本学通信教育部を卒業していない方)は,「基礎資格証明書」は本学では発行できませんので,卒業した大学へ申請してください。本学では「教職免許申請用の単位修得証明書」のみ発行します。

3 障害児教育実習事前指導スクーリング未受講の方へ

 障害児教育実習の受講前には,事前指導スクーリング受講の必要があります。来年3月31日?4月14日の事前指導スクーリングは,『進級?資格取得の手引き』の要件を満たす方が申込みできます。申込みは,次号の『With』41号でご案内いたします。なお,「3月末実施のスクーリング申込みについて」もご一読ください。

 なお,障害児教育実習校への大学からの依頼書類は,基礎免許保持者は「障害児教育I」「障害児教育II」「障害児の指導法」の3科目の単位修得者にお送りできます。3科目の単位修得した方は,冊子版『進級?資格取得の手引き』巻末の「障害児教育実習登録カード」を提出してください。

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