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VOL.40 DECEMBER 2006

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【卒業と資格?免許状取得のために】

高等学校福祉科免許状 取得希望の方へ

 今年度中に免許取得予定でレポートが未提出の方はできるだけ早くレポート提出を行ってください(卒業ではなく3月で修了?退学予定者のレポート提出期限は2月末ですが,そこで再提出になると日程的に厳しくなりますので,1月末までに提出することを推奨いたします)。
 なお,今年度これまでに教育実習を終了された方は7名です。数多くの単位修得をこなし実習を受講された方,お疲れ様でした。
 福祉科教員採用試験に合格されたという報告も1名よりいただいています。おめでとうございます。

1 本年3月に通信教育部を卒業し,教職免許を申請する方へ

 教職免許状は,都道府県教育委員会に個人が必要書類をそろえて申請することで授与されます(大学からの一括申請は行いません)。必要となる書類は,各自で申請する都道府県にお問い合わせください(東京都?京都府など規定の用紙に卒業?単位修得証明を行う都府県もありますので,ご注意ください)。採用が決まっている場合はその都道府県へ免許申請を行うほうが望ましいようです。
 多くの都道府県では「大学発行の教職免許申請用?基礎資格証明書(卒業証明書と教職免許申請用の単位修得証明書が一緒になっているもの)」が必要ですので,『学習の手引き 2005』p.220?221を読んで,来年3月10日以降お申込みください(様式8の申込み用紙+郵便小為替600円+返信封筒同封)。3月10日以降卒業が決定しないと,「基礎資格証明書」は発行できません。なお4月からの採用が決まっていないなど特別の理由がない場合は,12?3月中は個人による免許申請を受け付けない場合もありますが,各自で都道府県教育委員会に確認してください。
 同時に養護学校免許を取得する場合の必要書類も各自で都道府県教育委員会に確認してください。

2 すでに高等学校教職免許を所持しており福祉科免許を申請する方へ

 必要な単位修得を終えた方は,都道府県教育委員会に「教育職員検定」により福祉科免許状が授与されることになります。「教育職員検定」に必要な書類は,各自で申請する都道府県にお問い合わせください(東京都?京都府など規定の用紙に単位修得証明書を行う都府県もありますので,ご注意ください)。採用が決まっている場合はその都道府県へ免許申請を行うほうが望ましいようです。

3 介護実習事前指導スクーリング未受講の方へ

 福祉科免許状を取得希望の方は,まず「介護実習事前指導スクーリング」の受講条件を満たすように努力してください。次回の「介護実習事前指導スクーリング」の申込み締切は12月25日(月)必着です。申込みは,冊子版『進級?資格取得の手引き』巻末の登録カードで行います。
 すでに高等学校免許を所持している方は,12月25日までに「介護概論」および「実習に行く施設の分野福祉論(高齢者福祉論 or 障害者福祉論 or 児童福祉論)」の2科目のレポート提出が受講条件です。
 まだ免許を所持していない方は,12月25日までに「教育原理」「教職論」「教育心理学」「福祉科の指導法」「高齢者福祉論」「障害者福祉論」「児童福祉論」「介護概論」の8科目について大半のレポートを提出し,学習を進めていることが条件となります。
 さらに大学既卒でない方は,12月25日までに卒業要件単位を50単位以上修得していることが条件です。
 不明点は,介護実習係までお問い合わせください。

4 教育実習事前指導スクーリング未受講の方へ

 介護実習の受講を3月までに終える予定など,3月末までに『進級?資格取得の手引き』p.106?107記載の20科目(事前指導科目を除く)の単位修得見込みの方は来年3月31日?4月1日の事前指導スクーリングの申込みが可能です。申込みは,次号の『With』41号でご案内いたします。なお,「3月末実施のスクーリング申込みについて」もご一読ください。
 なお,教育実習受講のための大学からの依頼書類は,上記の条件を満たす見込みで『進級?資格取得の手引き』p.106?の(1)(2)(3)を満たしている方で「教育原理」「教職論」「教育心理学」「福祉科の指導法」「高齢者福祉論」「障害者福祉論」「児童福祉論」「介護概論」の8科目の単位修得者にお送りできます。8科目の単位修得者は,冊子版『進級?資格取得の手引き』巻末の「教育実習登録カード」を提出してください。

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