2025/06/06 保健看護学科

【保健看護学科】科目紹介「生活の科学」その2

この科目の目的は、「看護に必要な生活の中の科学を知る」ことにあります。看護を行うためには生活の方法を知ることが大切です。そのため、この科目では、生活の中にある科学に関連する実験や演習を通じて、実際に体感することで現象を理解し、生活の基本となる科学的思考を身につけます。ここでは、“心臓をみる” “顕微鏡で見る” の授業内容を紹介します。

【心臓をみる】
 鳥の心臓を解剖して観察し、人の心臓と比較しながら、心臓の構造と機能を理解します。解剖演習では、リハビリテーション学科の先生方にも助言してもらいながら、心臓の心房や心室、心房や心室につながる血管、弁、心筋の厚さや色などを観察し、記録します。

解剖手順を一つずつモニターで実演解説
解剖手順を一つずつモニターで実演解説
アシスタントの4年生
アシスタントの4年生
学生の実験ノート
学生の実験ノート
リハビリテーション学科の先生方に助言をいただきました
リハビリテーション学科の先生方に助言をいただきました
授業後も質疑応答する学生と教員の様子
授業後も質疑応答する学生と教員の様子



【顕微鏡で見る】

 顕微鏡でヒトの各組織標本を観察して記録し、教科書で学んだ知識と紐づけます。また、生活の中のありふれた細菌をグラム染色法(細菌の一般的な染色法)で染色し、観察します。

顕微鏡画像をスマートフォンで撮影します
顕微鏡画像をスマートフォンで撮影します
グラム染色結果を観察する学生
グラム染色結果を観察する学生
 6月15日(日)のオープンキャンパスでは、この科目を体験できる企画があります。まだ申し込んでいない高校生はぜひ「生活の科学」を体験してみてください。 

6/15(日)開催 オープンキャンパス事前申込→https://www.tfu.jp/oc/entry/
2025年度オープンキャンパスキャンパス特設サイト→https://www.tfu.jp/oc/