曹洞宗では12月1日から8日の朝まで、釈尊成道に因んで昼夜坐禅に只管打坐する臘八摂心を開催します。澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】仏教専修科では、講義日程の関係で澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】六年度は12月1日(月)から3日(水)にかけて臘八摂心を厳修しました。

始業前の7時から講義終了の18時まで、仏教専修科学生と教職員は坐禅に励みました。普段のキャンパスとは異なる凛とした早朝の空気の中での坐禅は、学生にも新鮮だったようです。千葉学長先生もご多忙な中、お時間を割いて一緒に坐禅にお励みいただき、提唱もたまわりました。

最終日の夜には、お釈迦様のお悟りを祝う成道会が仏教専修科教職員と学生の手でいとなまれました。維那の大役を務めた沼澤空知君(山形県龍岩寺徒弟、産業福祉マネジメント学科4年)は、「維那を務めて、今までの私の動作が一つ一つ丁寧ではないことを知りました。合掌や低頭などにしても、正しい作法でないのに改めて気付かされました。本番ではとても緊張しましたが、大役を無事に終えることができました。木村先生から『上手い人の作法などを見たり聞いたりしなさい』とのお言葉を頂き、印象的でとても心に刺さりました。修行まで残り少ない時間を大事にしていきたいと思います。」とコメントしております。

法要後の法話で千葉学長先生は、大学院生時代に恩師奈良康明先生とインドを訪れた際のエピソードを交えながら、友松諦道先生の原始仏典に関する著作を用いて釈尊成道についてお説きくださり、学生は学びをさらに深めたことと思います。今後とも、教職員、学生共に一如で仏道に精進する心構えであります。