2019/10/25 ボランティア支援課

学生による震災伝承の事例発表/地域防災力充実強化大会 in 福岡2019

10月25日に福岡県北九州市において本学学生による震災伝承の発表を行ないました。

福岡県北九州市において消防庁主催による「地域防災力充実強化大会 in 福岡2019」が開催されました。近年、数十年に一度といわれる規模の災害が毎年発生し、福岡県では2017年に九州北部豪雨により大きな被害がでました。本大会は、こうした事態に国や自治体の「公助」だけでなく、地域や個人の備えの「自助?共助」を強化し、地域防災力の充実を目的に開催されました。

本学からは、横山和佳奈さん(福祉心理学科3年)が若い世代からのメッセージとして、「福島県浪江町伝統の継承と震災の記憶の伝承」を自身の体験を通して発表を行ないました。出身の福島県浪江町では東日本大震災の津波被害のほかに、福島第1原子力発電所の事故により7年間の避難指示により多くの被害を受けました。故郷を失ったが、故郷の祭りや芸能を語り継ぐため、請戸の田植えの踊り手を行なうとともに震災語り部を行なっています。

横山さんは「実際は地元に戻れないまま、すでに8年が経過し、そのような悲しみも時がたてば人々は記憶から薄れていく。私の役目はそれを防ぎ、地域の伝承を次の世代に継いでいく活動だと思う」と語り、来場者に?震災の伝承?の澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】性?必要性を訴えました。 

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