2018/03/15 ボランティア支援課

東日本大震災から7年を迎え、各地で活動に参加

東日本大震災が発生してから7年になろうとする3月10日と11日は、各地で犠牲者の追悼行事や防災?減災イベントが開催され、本学の学生、教職員がさまざまな場所で活動に参加しました。

10日は、仙台市営地下鉄東西線の荒井駅にある「せんだい3?11メモリアル交流館」で、若林消防署、同交流館、本学が共催した「知っ得防災!」に、学生サークル「PASS」と救命ボランティア?サークル「FAST」の学生10人ずつが駆けつけました。

PASSは子どもが喜ぶコスチューム姿で登場し、防災レンジャーショーを演出。司会者が「地震が来たら、頭を守ろう!」と呼びかけたり、防災○?クイズでは「お風呂のお湯は飲めないので捨てたらいいか?」と問いかけ、?と答えるなど、ショーを通じて防災知識を指導しました。

親子連れを夢中にさせたショーに、代表の小森谷啓輔さん(教育2年)は「子どもたちが喜んでくれるので、やりがいがある。ふだん味わえない非日常がそこにある」と話しました。

FASTがサポートした減災カルタ大会では、学生がカルタを読み上げると、子どもたちが競ってカルタを手にしました。代表の野地蘭さん(社福2年)は「クイズを新しく作り、ポスターにしました。今後も子どもができる活動を続けたい」と手応えを感じていました。

11日は「Team Bousaisi」の学生が大活躍。仙台国際センターで開催された「東北復興アマチュア無線フェスティバル」でブースを設けて、一般のボランティア学生を含めた10人が来場者に防災士のパンフレットを配布、説明するなど、アピールに努めました。山田史織さん(福行1年)は「もっと防災の知識を深めたい。周囲からたくさんの刺激を受けられる」と笑顔を見せました。

午後には別働隊10人が仙台市役所前の勾当台公園市民広場に集結。2時46分に集まった市民とともに犠牲者への黙祷を捧げました。

ブースでは、昨年作成された冊子やサバメシの資料などを用意し、来場者に配布しました。代表の吉成仁紀さん(産福マ2年)は「非常時のサバメシの作り方を参考にしたい、などを聞かれました。防災?減災の周知活動をしています」と頼もしく話しました。

夕闇迫る時刻にはステージ前でキャンドルナイトが行われ、参加者全員で犠牲者の冥福と防災への誓いを新たにしました。

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