アンケート

スクーリング受講者の声（1）

社会福祉学系の講義の感想

スクーリングでは、どのようなことを学ぶのでしょうか。ここでは、スクーリングを受講した学生のアンケートから社会福祉学系講義の感想を抜粋してみました。

社会福祉原論　田中治和先生

福祉は哲学だと感じました。福祉とはとてもデリケートな部分を掘り下げ、見つめ、向き合っていく難しさの中に、醍醐味があると思います。「好きなことは続けられる」先生の言葉を聴き、これからも自分自身成長しながら歩んでいきたいと思います。

社会福祉援助技術論Ａ　川口正義先生

社会問題や生活問題の現状を授業の中で聞くことで、権利擁護?尊厳?自立支援などを考察する機会となり、レポート課題に取り組む上でも参考になりました。また、どのような社会福祉士が求められているのか、先生の講義から理解することもでき役立ちました。

社会保障論　阿部裕二先生

社会保障は身近なものであるにも関わらず、複雑でわかりづらいために避けがちでしたが、歴史的形成過程、社会保障の各制度の仕組みと内容、今後の課題について事例を活用し分かりやすく進められたのでとても理解が深まりました。

社会調査の基礎　三浦剛先生

ソーシャルワークの視点として、どのような意味を持つのかデータを基に根拠を持つこと、実証することの大切さを学ぶことができました。職場においても、計画?実施?自己評価をより専門性を高めていけるよう、取り組みたいと思いました。

福祉社会学　赤塚俊治先生

社会福祉の諸問題（高齢者、障害者、子どもの貧困、家庭崩壊、災害など）に対して社会学の視点から分析した内容を聞くことができ、今後の現場で働く上でも大変参考になりました。

介護概論　後藤美恵子先生

教科書だけでは分からない、介護の現実や課題など講義を聞いて理解が深まりました。介護といっても十分な知識や体制が整っていないと、利用者が苦痛になりかねないということが分かり、実際の介護現場での大変さを痛感しました。

福祉行財政と福祉計画　佐藤英仁先生

新しいデータを用いながら行政の役割をわかりやすく講義していただき理解が深まりました。様々な福祉計画の目的と特徴を聞いたことで実践につなげやすく、現場でも活用できると思いました。

児童?家庭福祉論　君島昌志先生

現代社会と子どもと親、社会の関係を改めて考えさせられました。現在と過去、日本の子育ての意識の変化や現代社会の子どもに対する影響、子どもの権利など今後考えていく、良い機会となりました。

障害者福祉論　横山英史先生

障がいを通じて感じた先生自身の意見や他機関からのゲストスピーカーの先生のお話がとても興味深く聴くことができました。映像も授業に取り入れられていて、教科書だけでは想像することができない実情を知ることができた。実際の補装具や障害者手帳なども拝見できたのでとても良い経験になりました。

精神保健福祉援助技術総論Ⅰ　志村祐子先生

長年医療分野に勤務していたため、医学モデル的な考え方が染み付いてしまい、精神科で働く上でこれだけでは限界があると感じスクーリングを受講しました。視界が広がったように感じとても役立つ内容でした。

社会福祉援助技術総論　佐藤博彦先生

社会福祉士という相談援助を行う専門職について、その必要性や基盤となる背景について改めて学ぶことができました。自己学習だけでは途中で挫折してしまいそうだったため、要点がポイントごとにまとめられており分かりやすかったです。

精神医学　高野毅久?滝井泰孝?西尾雅明先生

精神障害についての理解を深めたことがなく、今回はとても整理ができました。特に精神障害の部分はわかりやすく理解することができ、統合失調症への偏見、神経症との混合など、自分のイメージだけで捉えていたことに気づかされました。