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【学生インタビュー】第18回学内懸賞論文 最優秀賞受賞 渡邉晴菜さん

2018年度第18回学内懸賞論文A部門で最優秀賞を受賞した渡邉晴菜さん(社会福祉4年)は、3年連続の応募で、念願の最優秀賞を獲得しました。2年次に初めて応募し、優秀賞に、3年次も同じく優秀賞、そして、最終学年でついに手にした栄誉でした。

この間、求められたのが内容のレベルアップとモチベーションの持続でした。介護福祉課程に所属し、学年を重ねるごとに忙しさが増す中、どのように学生生活を過ごしてきたのか、本人に直撃インタビューしました。


ーー学内懸賞論文に3年連続応募。その間、どんな思いがありましたか?

入学時、介護は漠然と利用者のお世話と考えていました。授業で福祉は介護だけではなく、考え方、価値観が試されると知り、支援のあり方を考えることを心がけるようにしました。また、資格は社会福祉士と介護福祉士を取ろうと思っていました。

2年になって、将来の目標を公務員に絞りました。資格と卒業単位のため1日5コマの授業を受け、勉強中心になりました。ゼミは花井滋春教授の下で、文章の書き方を学びました。懸賞論文に初めて応募して、優秀賞をいただき「まさか」と驚きましたが、先生から「出来のいい高校生ならこの程度は書ける」と、叱咤されました。

3年次は介護の実習が8月に1カ月、2月から3月にかけて2度あり、心に余裕がありませんでした。応募はしましたが満足感はなく、また優秀賞で悔しかったです。どこが足りなかったのかを考えると、2年次に指摘された根拠不足が直っていないと思いました。それからはどうやって根拠づけするかを考えました。

4年次には、根拠づけた論文を書いて、「最優秀賞を取るんだ!」と自分に言い聞かせました。


ーー工夫したことは何でしたか?

徹底的に論じたいことの論文を探しました。例えばネットで「自立支援」でヒットするワードを見つけては、英語の論文も含めて取り寄せました。


ーー今回の論文はどうでしたか?

やりきった感はありましたが、納得はしていません。なぜなら、調べていくうちに次々と新たな疑問が出てきて、それも書きたかったし、新しい発見も少なかったと思っています。


ーー気になる就職活動は?

4年生の6月に仙台市の福祉職を受けましたが、ダメでした。そして8月、宮城県の福祉職に応募し、内定をいただくことができました。花井ゼミで自己PRの書き方を具体的に学び、効果的な表現が生かされたと思っています。


ーー最後に後輩にメッセージを。

就活が始まる前にボランティアとか勉強しておくといいですね。経験があれば就活の自己PRにも、論文にも生きてくるからです。特に論文は学術的に根拠をもたないといけないので…。私も社会で勉強を続け、世の中に役立つ人間になれるよう頑張ります。


【取材後記】
3年連続で応募し、いずれも賞を得た渡邉さんは、とにかく向上心にあふれた人だと思います。だからこそ、粘り強く続けられ、着実に力が身についたのでしょう。どんなに忙しくても、時間を作って応募し続けた努力をぜひ後輩にも見習ってほしいと願います。

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