2019/05/15 仏教専修科

降誕会法要に新入生1500人が参加/キャンパスライフ入門

釈尊の誕生日(4月8日)を祝う降誕会法要が5月15日、国見キャンパス1号館大教室で営まれました。

法要は、新入生が履修する「キャンパスライフ入門」にて営まれ、学生、教職員ら約1500人が2?4限の3回に分かれ参加。始まりとともに、発生から8年2カ月余が経過した東日本大震災の犠牲者を悼み、黙祷を捧げました。

各時限とも、学生代表2人が献花、誕生仏に甘茶をかける灌沐(かんもく)をそれぞれ行いました。献花に際しては、今年度から混声合唱団の部員が1908年(明治41年)につくられた曹洞宗宗歌を合唱。厳かな雰囲気に、学生も凛とした態度となりました。その後、参加者全員が般若心経を読経しました。

導師を務めた大谷哲夫学長は法話の中で、本学の建学の精神である『行学一如』と教育理念の『自利?利他円満』について触れながら「みなさんが健康で、すこやかに学業が成就できるよう、その祈念もこの法要に含まれています」と話しました。法要後には、教室の出口で甘茶がふるまわれ、学生たちは興味深げに試飲していました。

なお、曹洞宗宗立の私立大学である本学は、降誕会のほかに9月に両祖忌、12月に成道会、2月に涅槃会と、年4回の法要を営んでいます。