8月5日（日）と翌6日（月）、夏の恒例ワークショップ「うちわを作ろう」を開催しました。
今年は、例年会場となっていたミュージアムショップから、3号館へ場所を移し、2日間にわたって計5回開かれました。
未就学児から70代の方まで55名の参加がありましたが、夏休み期間中ということで、家族連れの姿が目立ちました。

工芸館クラブ風の会の学生による簡単な説明の後、参加者らは、好きな型紙を選んで「合羽刷り（かっぱずり）」の技法にチャレンジ。
指導役を務めた博物館実習生が、色の塗り方や注意点を伝えると、真剣な表情で彩色していました。

最も難しいのは、側面の縁（ふち）部分に紙を貼り付ける「縁取り」の作業。
参加者らは、悪戦苦闘しながらも本格的な製作体験に親しんでいました。