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講演会「障害者が始めた障害者支援?ゼロからのスタート ルワンダの20年を振り返る?」開催
アフリカのルワンダで国際協力事業を手がけるNGO「ムリンディ?ジャパン?ワンラブ?プロジェクト」の活動を紹介する講演会「障害者が始めた障害者支援?ゼロからのスタート ルワンダの20年を振り返る?」が1月20日、国見キャンパスで行われました。
講師を務めたのは、代表のガテラ?ルダシングワ?エマニュエル氏と副代表のルダシングワ真美氏。幼少時の医療ミスで右足にマヒが残るガテラ氏と真美氏は20年以上にわたって、ルワンダで紛争や事故、病気で脚などを失った人のために義肢製作と無料提供を行っています。
講演はルワンダの現在の発展状況の説明から始まり、民族紛争によって最大100万人が殺害されたといわれる1994年の大虐殺についての経緯が、ガテラ氏から説明されました。その大虐殺が終結後、ルワンダで暮らすようになった2人は、紛争の影響で体が不自由になった人を支えるためにこのプロジェクトを開始。現在は義肢製作?提供のみならず、仕事を提供しての自立支援やスポーツを通しての支援も行っているといいます。
昨年で活動20周年を迎えましたが、その取り組みはルワンダにとどまらず、ブルンジなど周辺国の人にも義足を提供してきました。真美氏は「私たちから独立して、工房をやる人も増えてきた。さらに独立する人を増やしていきたい」とさらなる自立支援を視野に入れています。
また昨年3月まで本学と共同で行った、障害者のパソコンを通した収入創出をめざしたプロジェクト「JICA草の根技術協力事業」にも触れ、「パソコン教室を継続してほしい、という声が多くあります。事業を再開するために援助が得られるようにやっていきたい」と話しました。
今後について真美氏は、義足の利用者の経済的負担が減るように「健康保険で義足をつくれる制度をつくれないか。また3Dプリンターを使って義足がつくれないか。技術を導入してもっと安い義足の提供ができるようになれば、ウガンダやスーダンなどアフリカ各地の紛争地域にも義足を送れると思っています」と、期待を込めながら語りました。
講演はルワンダの現在の発展状況の説明から始まり、民族紛争によって最大100万人が殺害されたといわれる1994年の大虐殺についての経緯が、ガテラ氏から説明されました。その大虐殺が終結後、ルワンダで暮らすようになった2人は、紛争の影響で体が不自由になった人を支えるためにこのプロジェクトを開始。現在は義肢製作?提供のみならず、仕事を提供しての自立支援やスポーツを通しての支援も行っているといいます。
昨年で活動20周年を迎えましたが、その取り組みはルワンダにとどまらず、ブルンジなど周辺国の人にも義足を提供してきました。真美氏は「私たちから独立して、工房をやる人も増えてきた。さらに独立する人を増やしていきたい」とさらなる自立支援を視野に入れています。
また昨年3月まで本学と共同で行った、障害者のパソコンを通した収入創出をめざしたプロジェクト「JICA草の根技術協力事業」にも触れ、「パソコン教室を継続してほしい、という声が多くあります。事業を再開するために援助が得られるようにやっていきたい」と話しました。
今後について真美氏は、義足の利用者の経済的負担が減るように「健康保険で義足をつくれる制度をつくれないか。また3Dプリンターを使って義足がつくれないか。技術を導入してもっと安い義足の提供ができるようになれば、ウガンダやスーダンなどアフリカ各地の紛争地域にも義足を送れると思っています」と、期待を込めながら語りました。