2017/05/01 社会連携 ゼミ

「野々島プロジェクト」活動報告会 学生と島民が交流

2014年から始まった「子ども支援プロジェクト」の1つである「野々島プロジェクト」の活動報告会が4月29日、塩竈市野々島で行われました。

「野々島プロジェクト」は、学生たちが塩釜市内の小学生たちと島の大自然の中で活動し、ともに学び合うことが主目的で、毎年9月に行う「島であそべんちゃー」をメインイベントとしています。

この日は社会福祉学科と産業福祉マネジメント学科の金政信ゼミ、医療経営管理学科の山口政人ゼミの2、3年生と、リハビリテーション学科理学療法学専攻の高村元章ゼミの3、4年生を合わせて53人の学生が参加。昨年度の活動報告に加え、毎年お世話になる島民の方々へのお礼も兼ね、バーベキューとマッサージを行い交流しました。

マッサージはリハビリテーション学科の学生10人が行い、受付は医療経営管理学科の学生が務めるなど、本格的な対応で島の方々に接しました。浦戸諸島の中心的な島である野々島は、現在住民約50人。高齢者も多く、学生たちの“おもてなし”に、来場した人たちは笑顔が絶えませんでした。
参加した学生の声

  • 医療経営管理学科3年 高橋初実さん「1年次から参加していますが、仙台にいるとなかなか自然に触れ合う機会がないので、このプロジェクトで外で活動することが楽しくなりました。これからも他のゼミの人たちと協力して、島の方たちとコミュニケーションを取っていきたいです」
  • 社会福祉学科3年 河村大さん「普段の生活と違う環境で島民の方や小学生、子どもたちと触れ合えるのが、このプロジェクトのいいところです。今年は今までの活動を継続しつつ、新しい何かを交えたプロジェクトにしたいです」
  • リハビリテーション学科3年 鈴木暢崇さん「このプロジェクトに参加するのを聞いていて、高村ゼミにしました。(先輩のマッサージの仕方を見て)手技もですが、話の導入やオリエンテーションの方法が本当にうまいです。自分の課題は人との接し方なので、勉強になります」
  • 産業福祉マネジメント学科2年 芳賀俊彦さん「(初参加で)フィールドワークでペンを持たずに勉強するのが特徴だな、と思いました。日々の生活から離れないと味わえないことを、ボランティア活動とともにできる。楽しみにやっていきます」
  • 産業福祉マネジメント学科2年 八木裕暉さん「島の方とのふれあいを第1に活動していきたいです」
  • 産業福祉マネジメント学科2年 佐藤哲也さん「島でのボランティア活動に積極的に取り組んでいこうと思います」