2025/02/27 共生まちづくり学科 産業福祉マネジメント学科 広報部PR課

本学学生がフィールドワークの活動を報告 多賀城市で「地域共生まちづくりシンポ」を開催

講演する森准教授
2月22日に多賀城市文化センターで「“Well-being”を感じる共生まちづくりへ向けて」をテーマに、多賀城市地域共生社会シンポジウムを開催しました。会場には、多賀城市関係者や町内会、自治会、民生委員、一般市民など約250名が参加しました。

今回は、多世代が協働して地域の活性化を実現している多賀城市の新田、南宮、八幡の3地区の実践に注目し、本学総合マネジメント学部産業福祉マネジメント学科の学生がフィールドワークとして実際に各地区の地域活動や行事に参加しながら、記録写真や関係者のインタビュー映像などにまとめ、二人一組になって報告を行いました。

はじめに、本学産業マネジメント学部の森明人准教授が「共生のまちづくりとは」と題して講演を行いました。森准教授は、澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】3年度から多賀城市の包括的支援体制コーディネーターを務めており、共生のまちづくりの鍵として、地域における多世代間の協働と相互リスペクトの澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】性を説き、地域の幸福度と楽しい居場所づくりの関係性について考察しました。
会場の様子
続いて、取り組みの事例の紹介を行い、新田三区については、佐々木遥香さん(3年)と佐藤夏帆さん(2年)が、南宮自治会と南宮いろは会については、湯本実優さん(2年)と鈴木日菜子さん(3年)が、八幡地区5町内会と沖区振興会については、青木琉人さん(2年)と藤原梨緒さん(3年)が、それぞれの町内会や自治会等で話を伺った方々にご登壇をいただき、インタビュー形式で報告しました。

<報告学生のコメント>
佐々木遥香さん
現地へ訪問した際に温かく迎え入れられ、何度訪れても「よく来たね」と迎えてもらえる体験に感激しました。また、現地での経験を通して「地域で挨拶ができる関係」の大切さを再認識しました。これからもいろんな地域に足を運んでみたいです。

湯本実優さん
フィールドワークに行くことで、自分の興味持ったことについて深く学ぶことができました。普段の大学講義の学びだけではできないことを体験し、今回、自分の言葉でまとめて大勢の前で発表できたことは良い経験と
なりました。
新田三区について報告する佐々木遥香さん(左)と佐藤夏帆さん(右)
新田三区町内会?区長/伊藤五郎さん(左)、新田三区?民生委員児童委員/辻順子さん(右)
南宮地区について報告する湯本実優さん(右)と鈴木日菜子さん(左)
南宮町内会長/櫻井久一さん(左)、南宮いろは会会長/佐藤敏男さん(中央)、 多賀城市西部地域包括支援センター所長/今野まきこさん(右)
沖区振興会について報告する青木琉人さん(左)と藤原梨緒さん(右)
沖区振興会会長/東海林順也さん(左)、八幡沖区民生委員児童委員/阿部礼子さん(右)
宮城県多賀城高等学校 災害科学科の皆さん(中村 旬さん/左)
 <参加者の声>
宮城県多賀城高等学校 災害科学科2年 中村 旬さん

子どもたちの防災教育を進めていくべき。子どもたちが大人を救うかもしれません。地域で一番近くにいるのは中学生です。もっと中学生を頼ってほしい。防災訓練や地域活動に参加してもらうことで、地域の人たちの命を守ることができる機会につながると思います。



主催者、登壇者、参加者、関係者の皆さんとの集合写真(前列中央本学学生)