2019/03/15 生涯学習支援室

「宮城刑務所の観梅会」を開催

宮城刑務所内朝鮮ウメ(臥龍梅)

シンポジウム「宮城刑務所の過去?現在?未来」の開催に際し、宮城刑務所のご理解とご協力により、3月15日同刑務内の朝鮮ウメ(臥龍梅)を見学しました。

伊達政宗が築城した若林城は、政宗公が亡くなった後、仙台城二の丸に移築されたと言われており、若林城跡には、明治12年に宮城集治監(六角放射状の木造洋風建築)が建てられ、大正11年に宮城刑務所に改称、その後は老朽化による建替えなどが行われ、現在に至ります。

この臥龍梅(がりょうばい)は、伊達政宗が文禄の役に際し、朝鮮から持ち帰り、寛永6年(1629年)、若林城内に自ら移植されたと伝えられる梅の珍種です。昭和17年に国の天然記念物に指定されています。

写真は、梅がきれいに咲いた時のもので、見学した日は快晴、八部咲きでした。地を這うように横たわる幹は、その名の通り龍を連想させ、また、可憐な花から漂う香りが素晴らしく、春を感じることができました。

また、伊達政宗が愛でた臥龍梅を、現在の私たちも見ることができたことに感謝し、未来に残すことの大切さを知る機会になりました。

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