2018/12/15 生涯学習支援室

【歴史講座】仙台藩と戊辰戦争150年 第8回「仙台藩儒者の見た異国、異国から見た戊辰戦争」を開講

本講座は本学と河北新報社、一般社団法人心のふるさと創生会議の共催によるもので、月1回のペースで12月15日まで全8回開講。この講座が最終回となりました。

今回は、東洋大学文学部の岩下哲典さんに「仙台藩儒者の見た異国、異国から見た戊辰戦争」と題して、ご講演いただきました。仙台藩士大槻盤渓の「金海奇観」、仙台藩士玉虫左太夫の「航米日録」、近江商人小杉屋元蔵の「見聞日録」、英国人医師ウイリアム?ウィリスの報告書、オランダ領事アルベルト?ボードウァンの手紙など、多岐にわたるご講話をいただきました。また、隣接する教室では、仙台藩儒大槻盤渓編「金海奇観」乾坤2巻(複製)(原本所蔵:早稲田大学図書館 複製:丸善雄松堂刊行 解説執筆:岩下哲典先生)の展示をしていただき、「仙台藩と戊辰戦争150年」の最終回にふさわしい講座となりました。


受講者の感想
「先生のユーモアを交えたご講演をしっくり聴かせて頂きました。特に外国人からみた日本観は興味深い内容でした。」
「岩下先生の説明を聴きながら「金海奇観」の図を見てとても楽しめました。」
「仙台藩の基本的な開国に対する考え方、一般庶民をどう導き国造りをしていくかどう考えていたのか深く知りたかった。金海奇観をみて、どう活用生かしたのかウィリアムの記の説明を受けて良かったです。」

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