2018/11/16 生涯学習支援室

【歴史講座】仙台藩と戊辰戦争150年 第7回「丸吉(まるきち)皆川家日誌に見る戊辰戦争下の仙台」を開講

本講座は本学と河北新報社、一般社団法人心のふるさと創生会議の共催によるもので、月1回のペースで12月15日まで全8回行われます。

今回は、東北大学災害科学国際研究所准教授の佐藤大介さんが「丸吉(まるきち)皆川家日誌に見る戊辰戦争下の仙台」と題して、ご講演いただきました。仙台藩領藤沢町(岩手県一関市)の有力商人?丸吉皆川家の当主が書き継いだ日誌には、6代目喜平治によって戊辰戦争と仙台藩の動向が詳しく書かれています。藩主慶邦のよろしき評判、奥羽の旗頭としての仙台藩の立場、薩長による会津戦争の謀略説、「軍話」禁止の御触、敗戦後の仙台藩、その処分の風聞や述懐など、当時の社会状況や庶民の関心事といった、とても興味深い活きた史料を紹介されました。

受講者の感想
「商人の立場から見た戊辰戦争の裏表を当時の記録から読み取ることができ、大変面白く拝聴しました。有難うございます。」
「本日もありがとうございました。期待以上の内容でした。
庶民でもこんなタイムリーに情報をつかんでいたのには驚きました。」
「丸吉皆川家の自誌を通じ幕末の庶民がその時代を如何に見て暮らしていたかを垣間見ることが出来興味深く拝聴いたしました。」

第8回目は12月15日(土)「仙台藩儒者の見た異国、異国から見た戊辰戦争」と題して、東洋大学文学部教授の岩下哲典さんにご登壇いただきます。

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