2022/01/27 保育士?幼稚園課程

保育実習指導Ⅰ?Ⅱ

1月27日(木)の保育実習指導Ⅰ?Ⅱは、2?3年生が合同となり、保育実習情報交換会(※)が行われました。なお、今回はコロナウイルス感染防止のため、GoogleMeetを使用してオンラインでの実施となりました。
(※)今年度実習を行った3年生の体験知から2年生が学び、保育所実習、施設実習それぞれの実習に関する情報を共有する場のこと。

本日の流れは以下のようになっております。
全体会 <出席確認、概要説明>

保育所実習のグループに移動 <情報交換 約60分>

全体会に再集合、休憩

施設実習のグループに移動 <情報交換 約80分>

全体会に再集合 <まとめ>

◎全体会 <出席確認、概要説明>
?少人数でのグループ構成にはなっているが、さらに少人数での情報交換を希望する場合は、ブレイクアウトルームを使用しても可
?ネガティブなことばかりを注視せず、お互いに刺激となるような対話にしてほしい
?個人情報の取り扱いには十分に注意すること

ここからは、一部グループの内容を抜粋して記事にしております。
◎保育所実習
1)実習内容
?指導案は複数回書き、その都度手直しをして提出していた
(部分実習は1週間前、半日?全日実習2週間前を目途に作成開始)
?日誌を午睡の時間に書くことができた場合もあった
?20時に退勤したという学生がいた

2)質疑応答
質問①:盛り上がった手遊びはなんだったか?
回答①:体を動かすもの、マジックシアター、子ども同士の触れ合いができるものなど

質問②:観察実習、部分実習は具体的にどのようなことを行ったか?
回答②:机の移動や椅子の整理などの補助、ミルクの調乳、おむつ交換

質問③:春休み中にやっておくとよいことは何が挙げられるか。
回答③:ピアノ、文化財の作成、指導案の書き方の再確認&実際に書いてみるなど

最後に、3年生より2年生へ、「実習は子どもと関われる貴重な機会だと思うので、悩むこともあるとは思うが、ぜひ頑張って欲しい」という励ましの言葉があり、グループ活動は終了となりました。

◎施設実習
1)実習内容
?子どもの遊びたい気持ちを尊重していて、自由で柔軟な対応が多かったように思う
?若い先生方が多いイメージで、アットホームな雰囲気を感じられた
?最初は関わり方が分からず不安が大きかったが、楽しめるまでには徐々に心にゆとりが生まれてきた
?観察実習というよりは、実際に子どもと関わる時間が多かった

2)質疑応答
質問①:事前オリエンテーションで聞いておいた方がいいことは何かあるか?
回答①:?子どもたちの興味関心のあること、好きなキャラクターやアニメなどを聞き出す
    ?実習中メモをとってもいいかどうか
    ?名札やエプロンはキャラクターが印刷されていても大丈夫かどうか

質問②:文化財を作成する際の工夫などは何かあるか?
回答②:?年齢によって難易度を変えるのではなく、発達の程度で判断すると良い
    ?文字を読むことが難しい子どもがいる場合、イラスト中心の文化財を作成する

質問③:春休み中にやっておいた方がいいことは何があるか?
回答③:?Eテレを観ること。自閉症スペクトラム症など発達障害についての知識を深める          
    ことができるため
?大学から求められる課題には、じっくり時間をかけて取り組むことで自分のためになり、後に役に立つことがある

◎全体会 <まとめ>
?2年生にとっては、実習のイメージが想像しにくかったと思うが、実際の経験を聞くことで想像しやすくなったのではないか
?次回の保育実習指導は、2月1日の保育実践研究発表会となる。2年生にとっては、少々難しい内容だと感じるかもしれないが、来年には自分たちが同じことを行うことを意識して参加して欲しい。また、3年生は、4年生の幼稚園教育実習報告会から発表の仕方や内容を学べたと思うので、参考にしながら頑張ってほしい


内容は以上となります。
2年生にとっては、実習をイメージしたり、3年生にとっては、実習の経験をアウトプットし、改めて振り返りができたことで、お互いに刺激を受けながら実施できたのではないでしょうか。
このような発表の機会はそう多くはありません。共有できた情報を再確認しながら自分なりに分かりやすく整理してみると、さらなる理解につながるかもしれませんね!

記事担当:森麻尋、末永あかり、大槻優希子、市川星弥、鈴木はるの、金澤佳織