2021/12/17 保育士?幼稚園課程

教育実習(幼?小)の事前事後指導

12月17日(金)の教育実習(幼?小)の事前事後指導は、先週に引き続き「幼稚園教育実習発表会準備?発表会」と題しまして、発表会の準備時間となりました。

はじめに、青木一則先生より1月25日(火)に行われる「幼稚園教育実習発表会」の目的と本日のテーマについてお話していただきました。
【発表会の目的】
これまでの実習における学びの集大成をしていくとともに、学びの成果を後輩に伝え、教え導くこと。
【本日のテーマ】
後輩の視点を意識して、教える。
 
この後、先週と同様16のグループに分かれて、資料作成が行われました。発表資料の構成は、以下の様になっております。

【発表資料の構成】
①自己紹介
→グループのメンバー氏名、実習園と実習園のある地域
例)福祉 花子(〇〇幼稚園?宮城県仙台市)

②幼稚園教育実習のスケジュール
→幼稚園教育実習のオリエンテーション時期、実習時期、実習の日程(概要)など

③私達、実習を通してこのように育ちました
→幼稚園教育実習に行く前後で、保育、保育者、子どもなど見方が変わったことや自分の成長を感じたことをまとめ、紹介する

④保育を観る、子どもを観る、観点をどう考え、いつどのように観る?
→子どもたちの発達を見る観点、指導計画案で取り上げる遊びに子どもたちがどう参加するか?どのような援助をしていくかを予測するのに適する観察、子どもたちの成長を知るための観察などについてまとめる

⑤子どもたちが惹きつけられる保育とは?子どものための保育とは?
→自身が実践したとき、そして指導を受けたとき、保育者の援助を見て気付いた事などをメンバーでまとめる

⑥記録の類にはこういうコツがある
→書かれていて発見したこと、ご指導を受けたことなどをもとに考えて、メンバーで練る

⑦私たちの準備したものと園での遊び
→実物を掲示してもよいものがあれば、児童文化財など実習に向けて作ったもの、子どもたち用に作成した保育教材、子どもたちと作ったもの
※日誌は個人情報が記載されているで、撮影を禁じて提示

⑧後輩(3年生)に向けたアドバイス
→実習地域に特有の事情、保育のあり方、園目標が具現化された保育のあり方など

今回は、私のグループではどのような話し合いが行われ、どのように資料を作っていたのかをご紹介いたします。

初めに、私たちは先輩方が作ってくださったパワーポイントに目を通しました。そこから、後輩たちに向けて発表するには、「もっと、こうした方が見やすいのではないか」、「こういうことを発表の中に組み込んだらいいのでは?」と意見を出し合いました。

次に、メンバー内の実習期間や、実習内容などを確認し合い、「大変だったね」、「こんなことまでしたの?!」と、間に実習の内容に関しての雑談をしたり、労いの言葉を掛け合ったりなど和やかな雰囲気の下、資料作成を行いました。

最後に、資料の完成形までに達することはできませんでしたので、お互いに予定を出し合い、「次、集まるまでにこうしておこう」と決めて活動を終えました。

本日の講義は、教育実習の振り返りを含む資料作成の時間となりました。これからは、資料作成に向けた時間がほとんどかと思われます。私たち自身が後輩の立場の目線に立ち、「幼稚園の実習前にどんなことを知っていればよかったかな?」、「自分は実習前に何を知りたかったかな?」など考えながら、メンバーの皆と協力し、資料作成を頑張っていきましょう!

記事作成:佐々木彩、島貫莉花子