2021/11/04 保育士?幼稚園課程
保育実習指導Ⅱ
11月4日、6限の保育実習指導Ⅱでは、「実習の振り返りを通して、保育者としての力について考えよう」と題して、ハイブリッド形式(※1)で講義が行われました。
※1…対面授業およびオンライン同時双方向型の2つの授業を用意し、学生はどちらで受講するかを選択して、講義を受講する形式。
3回目となる今回は、まとめとして2つの会場にわかれ、各グループで出たキーワードについて全体発表会を行いました。
初めに、各グループごとに集まり、発表の打ち合わせを行いました。
※1…対面授業およびオンライン同時双方向型の2つの授業を用意し、学生はどちらで受講するかを選択して、講義を受講する形式。
3回目となる今回は、まとめとして2つの会場にわかれ、各グループで出たキーワードについて全体発表会を行いました。
初めに、各グループごとに集まり、発表の打ち合わせを行いました。
その後2つの会場に分かれ、各グループで作成したパワーポイントをもとに、キーワードのまとめ発表を行いました。以下に発表の一部を紹介します。
「キーワードまとめ発表内容」
◎Aグループ
?興味を引き出す援助
?遊びが広がるように言葉がけやうまくいかないときの問いかけが大切である
→そのとき実習生が答えをだすのではなく、子どもの思いを引き出すような関わり方や、主体的に考えられるように、ともに考える時間を設けることが大切である
②信頼関係
?実習生が毎日一人ひとりの目を見て挨拶したこと信頼関係を徐々に積み上げることができたという事例から
→信頼関係の構築は日々の積み重ねが大切であることを学んだ
→信頼関係を築くことで、子どもが不安な時に保育者を心の拠り所にできて伸び伸びと成長できる
③感情の共有
?保育者が積極的に思いを表現したり、感動を見つけていく姿を見せることが大切である
→周りの大人が感情表現することで、表現したいという気持ちの芽生えや相手の気持ちに目を向けたり、気持ちをコントロールしたりすることに繋がる。
→子どもの喜怒哀楽に共感し、気持ちを分かち合うことが大切である
◎グループB
?子ども理解
?大前提として、子どもと大人の考えの違いがあることや子どもを一人の人間として考える必要がある
?保育者の主観ではなく子どもの目線に立って考えることが大切
?子どもの行動を決めずに、気持ちを尊重することが大切
②発達の理解
?目の前の子どもの発達を捉える「できること」と「習得前?中」と区別し、適切な援助や配慮して考えることが大切
?一人ひとりの発達を考えるために、一般的な発達を理解することも大切
③保育者の姿勢
?周りの保育者や子どもたちと保育を行っていることを意識することで視野が広がる
?まずは自分が楽しむことでまわりにも伝染し、より良い保育ができる
?予想外なことが起こることは承知の上で、様々なことを想定しておき、臨機応変に対応できるようにしていくこと
最後に、全ての発表が終わった後に先生方からご講評を頂きました。以下に示します。
「講評」
◎平川昌宏先生
?発表している姿が楽しそうだった。今後も子どもの姿を語るのが楽しいという感覚をずっと持っていてほしい
◎山崎敦子先生
?キーワードで「子ども理解」が良く出てきていたが、このキーワードを行うのは難しいことだけれど、保育の出発点であるので大切にしてほしい。
?事例から、講義で受容と共感など理論で学んできたことを実習で実践を通して行うことで難しいことを実感できたことが感じられた
?これで終わりではなく、このキーワードを追及してより深めてほしい。次の実習は一歩進んだことができるようにしていけたらよいと思う。
発表後には各グループに戻り、感想の時間が設けられ、他のグループから共感?発見?学んだことなどを伝え合いました。
「感想」
?発表から「一人ひとりに合わせた対応」や「気持ちや行動を尊重する」ということを共通して学んだのだと感じた
?発表から肯定して考えることが大切であることを学んだが、そう捉えられるからこそ子どもの内面を理解できるのではないかと感じた
?キーワードでよく出ていた「子どもたちの理解」や「受容」が改めて大切だと感じた
?全てのキーワードが繋がりあっていて、どれも保育に欠かせず大切だと感じた
?直接的だけではなく、環境構成など間接的な援助の大切さを改めて感じた
キーワードはどれも保育には欠かせないとても大切なものでした。山崎先生もお話されていたように、これで終わりではなくキーワードをどう実践していくか、どうしたら深めていけるのかなど考えて追求していき、保育者としての専門性を高めていけるよう頑張りましょう!
「キーワードまとめ発表内容」
◎Aグループ
?興味を引き出す援助
?遊びが広がるように言葉がけやうまくいかないときの問いかけが大切である
→そのとき実習生が答えをだすのではなく、子どもの思いを引き出すような関わり方や、主体的に考えられるように、ともに考える時間を設けることが大切である
②信頼関係
?実習生が毎日一人ひとりの目を見て挨拶したこと信頼関係を徐々に積み上げることができたという事例から
→信頼関係の構築は日々の積み重ねが大切であることを学んだ
→信頼関係を築くことで、子どもが不安な時に保育者を心の拠り所にできて伸び伸びと成長できる
③感情の共有
?保育者が積極的に思いを表現したり、感動を見つけていく姿を見せることが大切である
→周りの大人が感情表現することで、表現したいという気持ちの芽生えや相手の気持ちに目を向けたり、気持ちをコントロールしたりすることに繋がる。
→子どもの喜怒哀楽に共感し、気持ちを分かち合うことが大切である
◎グループB
?子ども理解
?大前提として、子どもと大人の考えの違いがあることや子どもを一人の人間として考える必要がある
?保育者の主観ではなく子どもの目線に立って考えることが大切
?子どもの行動を決めずに、気持ちを尊重することが大切
②発達の理解
?目の前の子どもの発達を捉える「できること」と「習得前?中」と区別し、適切な援助や配慮して考えることが大切
?一人ひとりの発達を考えるために、一般的な発達を理解することも大切
③保育者の姿勢
?周りの保育者や子どもたちと保育を行っていることを意識することで視野が広がる
?まずは自分が楽しむことでまわりにも伝染し、より良い保育ができる
?予想外なことが起こることは承知の上で、様々なことを想定しておき、臨機応変に対応できるようにしていくこと
最後に、全ての発表が終わった後に先生方からご講評を頂きました。以下に示します。
「講評」
◎平川昌宏先生
?発表している姿が楽しそうだった。今後も子どもの姿を語るのが楽しいという感覚をずっと持っていてほしい
◎山崎敦子先生
?キーワードで「子ども理解」が良く出てきていたが、このキーワードを行うのは難しいことだけれど、保育の出発点であるので大切にしてほしい。
?事例から、講義で受容と共感など理論で学んできたことを実習で実践を通して行うことで難しいことを実感できたことが感じられた
?これで終わりではなく、このキーワードを追及してより深めてほしい。次の実習は一歩進んだことができるようにしていけたらよいと思う。
発表後には各グループに戻り、感想の時間が設けられ、他のグループから共感?発見?学んだことなどを伝え合いました。
「感想」
?発表から「一人ひとりに合わせた対応」や「気持ちや行動を尊重する」ということを共通して学んだのだと感じた
?発表から肯定して考えることが大切であることを学んだが、そう捉えられるからこそ子どもの内面を理解できるのではないかと感じた
?キーワードでよく出ていた「子どもたちの理解」や「受容」が改めて大切だと感じた
?全てのキーワードが繋がりあっていて、どれも保育に欠かせず大切だと感じた
?直接的だけではなく、環境構成など間接的な援助の大切さを改めて感じた
キーワードはどれも保育には欠かせないとても大切なものでした。山崎先生もお話されていたように、これで終わりではなくキーワードをどう実践していくか、どうしたら深めていけるのかなど考えて追求していき、保育者としての専門性を高めていけるよう頑張りましょう!
記事担当:大槻優希子、森麻尋、島貫莉花子