2021/10/07 保育士?幼稚園課程

保育実習指導Ⅰ

10月7日(木)5限に行われた保育実習指導Ⅰは、【保育実技研究発表会2】と題した対面形式での授業が行われました。今回の発表内容は、「手遊び?歌?体操」です。

以下は、各ゼミごとの発表内容と、実際に発表を見聞きした学生の感想をまとめたものになります。

〇利根川ゼミ
?ダンス「エビカニクス」
→体をほぐす動きが入っているため、運動の導入として活用できそう
?体操「ペンギンのプールたいそう」
→友達とのコミュニケーションがとれる体操であると思った
<感想>
?ジャンプなどの様々な動きが取り入れらえている
?体を動かせる動きが多様に入っているため、子ども自身が楽しめそう

〇君島ゼミ
?手遊び「キャベツのなかから」
→蝶々になる最後の最後まで楽しめる
?ダンス「マル?マル?モリ?モリ!」
→友達との関わり(向かい合って手を合わせる)があるところを楽しむことができる
<感想>
?発表者が楽しそうであったため一緒に踊れて楽しめた
?たくさんの人が知っているから踊りやすさを感じることができた

〇高野ゼミ
?体操「ハッピージャムジャム」
→準備体操への導入、明るくつい体を動かしたくなる動きが入っている
?手遊び「やおやのおみせ」
→一緒に手を叩いて子どもも楽しめる
<感想>
?子どもたちも知っている曲であったため一緒に楽しめそう

〇河合ゼミ
?手遊び「バスにのって」
→親子でのスキンシップがとれる、「止まる」「進む」などの言葉を覚える
?手遊び「きのこ」
→命があることを知り、キノコを大切に思う気持ちが芽生えるのではないか
<感想>
?繰り返しの言葉が多かったため覚えやすいと思った
?簡単なので子どもでも覚えやすいと思った

〇青木ゼミ
?手遊び「かみなりどん」
→「イエス!」の部分で子どもと一緒に楽しめる
→隠すからだの部分を変えることで難易度も変えることができる
?体操 「フルーツポンチ!」
→夏の時期にクラス全体で楽しめる
<感想>
?「かみなりどん」の方はアレンジが可能なので、様々な場面で活用ができそう
?体を十分に動かせる体操でいいと思った

〇山崎ゼミ
?体操「サンサン体操」
→朝の場面で活用、一日を明るく元気に過ごせるようにという思いが込められている
?体操「秘伝ラーメン体操」
→振り付けが人気、一度聞くと忘れられない歌と動きなので関心を持ってもらえそう
<感想>
?同じフレーズが多く、子どもが楽しめる内容であったと思う
?初めて知った体操もあり参考になった

〇和田ゼミ
?手遊び「やさいのうた」
→何歳になっても楽しめそう
→音の響きが楽しいため苦手な食べ物にも親しみが持てる
?「おべんとうばこのうた」
→歌詞の中に数字が入っているため自然に覚えられる手遊び
→ごっこ遊びなどの遊びの中にも活用できそう
<感想>
?子どもが野菜を覚えるのに役立ちそう
?音楽がなくてもできるためいつでもどこでも取り入れられそう
?食への関心に繋がりそう
 
最後に、先生方よりご講評がありました。
〇山崎敦子先生
?十分に体を動かして楽しめる内容がたくさんあり良かった
?手足の動き出しは、基本“右”から動き出す

〇河合規仁先生
?実演するにあたり、もう一度なんのためにやるのか抑えた方がいいのではないか
?既存の動画や音源は保育現場では見せることはできないため、どのような言葉や動きで子どもに伝えていくのかを考えられるとなお良かったと思う

本日発表だった学生の皆さんお疲れ様でした。一度は耳にしたものが多く、子どもにとっても身近に感じることができる手遊びや体操であるのではないかと感じました。
また、最後に河合先生よりお話があったように、実際の保育の場面で手遊びや体操を選んだ意図や目的を、子どもにどのように伝えるかということは、私自身も考え続けていかなければならない課題であると思います。
学生の皆さんは、今回の授業での気づきや発見を振り返り、次回以降の発表に生かしていきましょう!

記事担当:森麻尋