2020/11/12 保育士?幼稚園課程

保育実習指導Ⅱ

11月12日(木)の6限に行われた保育実習指導Ⅱでは、『保育所実習報告会Ⅰの発表準備』と題しまして、ZoomとGoogleMeetを使い分けながらグループワークを中心に講義が行われました。

まず初めに来年度に施設実習を行う学生へ君島昌志先生から連絡事項をお話して頂いた後に、青木一則先生から保育実習合同報告会と本日の流れについてお話して頂きました。
<保育実習合同報告会>
?実施日:12月10日(木)
?GoogleMeetにて2会場に分けて実施
?テーマ

1.興味関心を見るためのコツ 
みんなが興味をもっている?もつような内容をどう見極めるか
2. 子どもの興味関心を見て実施する活動を決めるコツ
興味関心、発達(その遊びを一人ひとりがどう楽しめるかをどう考えるか?)
3. 指導計画の援助?配慮内容を考える際のコツ(遊び)
子どもの活動を予測するために必要な視点、担当者と実習生に生じる格差をどう考えるか
4. 指導計画の援助?配慮内容を考える際のコツ(生活)
子どもの活動を予測するために必要な視点、担当者と実習生に生じる格差をどう考えるか
5. 子どもの興味を引き付けるコツ
子どもが興味を持っていることを生かして引き付ける(惹きつける)、子どもの興味を引きだすような/興味がわくような伝え方を考える、子どもが惹きつけられる伝え方とは
6. 子どもの個人差をどうとらえるか
子どもの発達や性格の特性などをどう活かすか、クラス集団(集団の視点は主に3歳児以上児に付いて考えましょう)としてどう捉えるか
7. 気になる子どもと一緒に活動するには何を観て、何を考える

インクルーシブ保育の考え方を取り入れてみよう
〇各テーマに共通するポイント
①子どもに届く、子ども視点の保育技術「子どものことを考える」実践
?実践で「子どものことを考える」とはどのようなことでしょうか?
?子どもたちがどのように感じて見ていたでしょうか、子どもたちにとって「良い」実践とはどのようなものでしょうか?

②子どもに届く、子ども視点の保育技術?子どものための保育技術
?「保育者のたまごである私」が身につける保育技術の要とは?
?基本的姿勢、観察の視点、配慮すること

全体で保育実習合同報告会について、またスライドの作成の仕方について共有を終えた後に、Zoomを使用して約40分間各グループごとに発表準備を行いました。ここでは私のグループの内容の一部を紹介します。

<テーマ:子どもの興味関心を見て実施する活動を決めるコツ>
〇テーマについてどのように考えるか…子ども視点、子どもにとってどのように考えた方が良いか?
→観察実習が大切
<見る視点:子ども>
普段の遊び、発達、友達とのかかわりの様子、生活の流れ
<見る視点:保育者>
言葉がけの様子、子どもとの距離感、保育者同士の連携、子どもと接していない時の様子(活動の準備など)

〇どのようなことに着目すると子どものための保育(活動)になるのか
?安全への配慮
?発達を踏まえる
?子どもが活動に対してわくわくするような導入(言葉がけや問いかけなどのやり取り)
?子どもが主体の活動になるようにする

時間の都合上、話し合いの内容は上記の内容を出したところで一度終了したため、後日グループごとに時間を作り、より深く、また自分たちの考えをしっかりとまとめながら12月10日に向けて準備を進めていきます。

グループワークの終了後、もう一度GoogleMeetに戻り質疑応答を行い、本日の講義は終了いたしました。

後期の実習指導では省察をする、またし続けるということが出来るように内容が組まれていると、青木先生はおっしゃっていました。実際に実習に行ったからこそ得た知識や経験を共有することで、より多くの学生の学びになること、またそれが今の私達に出来ることの1つでもあります。発表までの約1か月間、学生同士で協力し合いながらより深い学びとなるように、またその学びを多くの人達へも伝えられるように、頑張りましょう!
 

記事担当:島貫莉花子