2020/11/06 保育士?幼稚園課程
教育実習(幼?小)の事前事後指導教育
11月6日の教育実習の事前事後指導では多くの4年生が幼稚園実習を終えたため、今回から約3回に分けて幼稚園実習の振り返りが行われました。今日の講義ではA、Bの2つのグループをオンライン上で行き来をしながら対話が進められました。
今回の対話のテーマは3つ設定されました。対話のテーマは以下の通りです。
①実習で新たに発見したこと
③幼稚園ってどんなところ?
今回の対話で述べられた内容について一部のグループの対話の内容を紹介していきたいと思います。今回の対話ではお互いが感じたことの違いであったり、共感することなど多くの気づきや学びがありました。対話での内容は以下の通りです。
①実習で新たに発見したこと
?幼稚園は教育を行うという印象が強いが園によって様々だった
?想像していたより教育がメインという訳ではなく子どもの自主性を尊重した活動が多かった
?集団行動が多いからこそ個人差が様々な場面でみられた
②実習で見つけたすてきなエピソードと保育のあり方
?4歳児クラスでの出来事。お着換えの時間になると廊下に飛び出してしまい着替えに時間が掛かってしまう子どもがいた。自分のことは自分でできるように声掛けをしたり、友達の近くに行って着替えしようなどと声掛けをするなど試行錯誤したがなかなか自分から着替えをするようにはならなかった。しかし実習3週目になると突然自分から着換えをして実習生や保育者に見せてくる姿があった。
③幼稚園ってどんなところ?
?園の友達や先生と関わりながら人間関係や集団生活を学んでいく場
?日常のあそびや関わりを通して多くの学びを得て「生きる力」を養っていく場
?実習園にもよるが子どもたちの自主性を尊重して保育を行なっている所が多い。活動を設定するところもあれば自由遊びが主体となっている園もあり初めから援助は行なわずに、子どもの姿に合わせて関わりを工夫している所が多かった
今回の対話を通して多くの学びを学生のなかで共有して、違いに気づくことであったりそんなことがあったんだねとお互いが学んできたことを通して新たな学びを対話のなかで見つけることができたと思います。次回の対話でも多くの学びを共有していきましょう!
記事担当 五十嵐廉