2020/10/01 保育士?幼稚園課程

保育実習指導Ⅰ

10月1日の保育実習指導Ⅰでは、「保育実技研究Ⅳ」の実技発表会が行われました。
各ゼミのグループがそれぞれ想定される場面説明を行い、声掛けを交えながら発表が進められました。

まず初めに、青木一則先生から発表の流れや取り組む姿勢等についての説明を受け、その後発表が進められていきました。オンライン実施ということで、画面越しでの2、3人でのグループ発表でしたが、リハーサルを各自が念入りに行いスムーズに授業が進められていました。

いくつかのグループに分かれての発表でしたので、ここでは一部をご紹介していきます。
①和田ゼミ:「やきぐり」「だんごくっついた」「とんぼのめがね」「コンコンきつね」「どんぐりとこりす」
②君島ゼミ:「はじまるよ、はじまるよ」
③河合ゼミ:「とんぼのめがね」「どんぐりころころ」
④山﨑ゼミ:「おべんとうばこのうた」
⑤高野ゼミ:「おべんとうばこのうた」「あわあわてあらい」
⑥青木ゼミ:「ごほんゆびのはくしゅ」「あがりめさがりめ」「どんぐりころころ」「いち、に、さんたさん」「楽しいクリスマス」

発表では、どの発達段階の子どもを対象にして実施するのか、どのような意図?ねらいがあってその手遊びを選んだのかなど、それぞれのグループの考えも含めて説明していました。発表を見た学生からは、「笑顔で楽しそうな雰囲気が良かった」「場面設定に合わせた選曲で行事や季節への楽しみが増す」「初めて聴く曲だったので今後、活用したい」などの感想がありました。そのため、発表者も聞く側も有意義な時間となりました。

同じ曲でも声の高低やスピードを変化させるだけで雰囲気はガラっと変化します。その時の状況に合わせて臨機応変に変えることで楽しく取り組むことができます。また、歌詞をアレンジすることで、子どもにとって新鮮で飽きることなく親しみを持って手遊びが行えます。私たちは「子どもにとってどのような文化財がよいのか」を考えながら、子どもたちに楽しい時間を共有できるようにこれからも日々学んでいきましょう。

記事担当:田中智沙