2020/09/17 保育士?幼稚園課程

保育実習指導Ⅱ

9月17日(木)6限に行われた保育実習指導Ⅱでは、保育所実習Ⅰの振り返りと後期の授業計画について青木一則先生からお話しいただきました。

まず始めに、君島昌志先生から来週の保育実習指導Ⅱの授業内容についてご説明がありました。3年生は10月から施設実習が始まる学生もいます。それを踏まえ、施設実習を終えた4年生の方々に3年生から質問をし、それに応えていただくことで理解を高め、施設実習に向けての学びを深める時間になるとの内容でした。そのため、来週はZoomを使用し、実習先の種別ごとグループに分かれての授業になります。

〇保育所実習Ⅰの振り返り
保育所実習Ⅰは、ほとんどの学生が順調に進められ、無事に終えることができたとのことでした。体調を崩し、実習期間が延長になった学生も数名いましたが、この実習を機に学生は1歩前進することができたのではないかとのお話でした。また、保育所実習Ⅱを、園側と調整をしながら行う方向で進めています。
コロナ渦での実習になりますが、負けずに頑張って欲しいとの言葉をいただきました。

〇グループディスカッション
青木一則先生からのお話の後に、いくつかのグループに分かれて、学生同士で実習の振り返りを行うためのグループディスカッションを行いました。内容は、プラスの視点から見た子どもの姿と保育者の姿をできるだけたくさん共有するというものでした。

学生それぞれが意見を出し、有意義な時間となったと思います。


挙がった意見(一部抜粋)
<子どもの姿>
?野菜を育て、収穫してから実際に食べることで喜びを共有する
?給食の苦手な物も一口は食べようと奮闘する
?体操などで十分に体を動かす

<保育者の姿>
?子どもの気持ちを代弁する場面が多く見られた
?午睡は無理には寝かせようとはしない
?園長先生が絵本の読み聞かせを行う場面が見られた


〇後期実習指導について
後期12月には、実習の振り返りをまとめて発表を行う「保育実習合同報告会」があります。それまでの流れは以下のようになっています。

<具体化>???実習に入って初めて知る保育のあり方(子ども?保育者)を知る

<相対化>???個人の体験を対話を通して相対化する

<抽象化>???次のステップを考慮しながら、他者の経験を吸収し自身の計画に取り込むことを検討する

<構造化?具体化>???具体的なプランを検討し幅広い視点を持って実践に臨む

また、後期から、少人数の授業のみ対面授業を行うことができるようになります。ただし、施設側から対面授業を控えるよう要請があった場合には、それに従わなければなりません。そのため、各授業の担当の先生に、対面が不可能な場合はどのように授業に参加すればいいのか、また実習中の授業はどのように代替されるのかを必ず事前にお話ししておく必要があります。その際は、EduTrackのメッセージ機能を使用し、①実習期間、②出席が不可能な日はいつからいつまでなのか、③その代替案は何があるのかを具体的に記載し、送ることが求められます。

このほか、実習先にも大学が対面授業を可能としている条件をお話することも大切です。合わせて、対面授業の受講頻度、人数、およその通学の状況をお話し、理解を得られるように働きかけましょう。

保育所実習Ⅰを無事に終えることができた3年生は、安堵していることかと思います。実習では、様々な学びを吸収しながら、課題を見つけることができたでしょうか。今後もおそらく、施設実習→保育所実習Ⅱと実習は続いていきます。

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記事担当:森麻尋