2020/08/28 保育士?幼稚園課程

教育実習(幼?小)の事前事後指導

8月28日(金)の教育実習の事前事後指導では、前回に引き続きミシュランプロジェクトによる「保育就活ガイドラインSTAYHOME版」と題した講義が行われました。

今回は、「フェーズⅡ 現場のアプローチ」からの説明でした。保育の就職活動は園見学やボランティアをし、自分の肌で感じることが必要不可欠となってきます。しかし、現在はコロナウイルスの影響もあり、従来の就職活動とは違った方法を取らざるを得ません。では、どのような方法を取っていくことが求めれられるでしょうか。今回の説明で示された事項は、以下の通りです。

①遵守事項の提示
②行動管理表の提出
③申告書の提出
④PCR検査
⑤抗体検査

④や⑤は現時点では難しいかと思いますが、②や③の行動管理表、申告書の提出は誰しもが出来ることだと思います。自分に出来ることをしっかりと行なうことで、園見学やボランティアを受け入れる園側の不安を少しでも減らし、保育参画をさせていただけることにつながっていきます。

保育参画に行ける場合とそうでない場合との段階ごとに分けたものが示されました。
(保育参画に行ける場合)
?ステップ1 見学?参画したい現場への視座
?ステップ2 保育での視点を考える
?ステップ3 保育参画の日程を考える
?ステップ4 現場へのアポ取り
?ステップ5 保育見学?参画
?ステップ6 より核心に迫る保育参画

(保育参画に行けない場合)
?ステップ1 園にオンラインでの対話をお願いする
?ステップ2 質問項目を考える
?ステップ3 電話やオンラインでインタビューする
?ステップ4 より核心に迫る保育参入(動画コンテンツを用いた)

保育参画に行ける場合でもそうでない場合でも、質問などをする際には質問の意図を明確化し、質問内容をよく考えるようにしましょう、オンラインでの対話する際には短い時間で必要なことを聞くようにしましょう、ともお話がありました。

また、保育参画に行けない場合のステップ4では園に出向くことが難しい今だからこそ、動画コンテンツを用いた保育見学が澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】になってくるとの指摘がありました。動画によって子どもの姿や保育者の動きを見ることで、実際には見れなくとも自分の中でのイメージを具体化することにつながったり、働く自分の姿を想像することにもつながっていくと思います。

フェーズⅢからⅣでは、就職試験での対策や内定をいただいてからするべきことなどについて説明がありました。

特に内定をいただいてからの行動は澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】になってきます。内定をいただいたから終わりではなく、その後も保育参画を続けていくことで園の方針やルール、さらには事務の部分にまであらかじめ理解しておくことで、就職してからのギャップが少なくなっていくと考えられます。

自分が何をしなくてはいけないのか、改めて考えることが出来た時間になったと思います。就職活動が本格的になっていく時期ですが、もう1度自分を見つめ直し、今出来ることを実践していきましょう。


記事担当 五十嵐廉