2020/08/21 保育士?幼稚園課程

教育実習(幼?小)の事前事後指導

8月21日(金)5限に行われた教育実習(幼?小)の事前事後指導は、ミシュラン?プロジェクトにより「保育就活ガイドライン~STAYHOME版~」と題し、コロナ禍における就活方法について発表がありました。

本来であれば、4年生の学生は合同説明会に参加したり園見学や保育参画を行っている時期です。しかし、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、思うように就職活動が行えない状況です。そのため、従来の就職活動では太刀打ちできない壁にぶつかっていたり、保育の質を捉える視点が定まらないことへの不安を抱えている学生が多いです。つまり、園選びの材料が表面的な概要や福利厚生のみで、実際の保育への理解が浅い中で就職先を決めてしまいがちで、就職後に「思っていたものと違う」「やりたかった保育が出来ない」などギャップを感じてしまう可能性があるということです。

このような状況を踏まえて作成したガイドラインは、以下の通りです。
今回は、フェーズⅠについて詳しく説明がありました。

ミシュラン?プロジェクトは、これまでの保育の学びを継続するために、5月末から毎週土曜日に「就職先?採用人材との出会いの場」+「就活研究=学びの場」とするべく、対話型オンライン保育合同説明会を開催してきました。学生が主体となって能動的に情報収集することで保育の学びを深めながら、それぞれの園の保育を知ることが出来、就職に繋げられると考えたそうですが、対話を重ねていく中で、保育の本質を捉える視点を学ぶことが出来たそうです。

更に7月からは、合説で動画コンテンツを用いることにもしました。日常的な保育実践をオンライン上で見ることができるようになったり、保育者同士の対話や振り返りの様子を具体的に知る機会ともなりました。この合説を通して、オンライン上でも保育現場と学生の対話や動画コンテンツによる学びなど、出来ることは沢山あり、今はオンライン上がからこそ地域を超えて保育の学びを深めるいい機会なのではないかと気づくことも出来ました。そして、学生が能動的にアプローチすることで、より保育の本質の部分に迫り、これまでのあるべき就活方法にも近づいた「新たな就活方法」を見出し、幸せな就職が出来るのではないかとお話がありました。

同じ保育者を目指す仲間が主体となってコロナ禍における就職活動の在り方について言及し、実践している姿を見て、就活についての考え方を見直すきっかけなどになったのではないでしょうか。一人ひとりが「幸せな就職」と自信を持って言えるように、お互いを高めあってコロナ禍の就活を乗り越えていきましょう!

記事担当:天野未紗希