2020/01/09 保育士?幼稚園課程

保育実習指導Ⅰ

1月9日5限の保育実習指導Ⅰは、環境プロジェクトの4年生の先輩から、保育現場の環境についてご指導を頂きました。
そして、その後は、利根川智子先生から「春季ボランティア学習 日誌?指導計画の提出」についてご指導を頂きました。

はじめに、環境プロジェクトの先輩からお話を頂きました。環境プロジェクトとは、保育における環境について学びたい学生が集まった団体です。
今回の指導の内容は、実際に園で見てきた水遊びをしている事例をもとに、幼児期の終わりまでに育ってほしい姿(10の姿)と結びつけ、保育者の役割を考えました。

次に、利根川先生から学習記録(ボランティアの提出物)に関してのお話がありました。
学習記録とは、保育園の1日の活動の内容を子ども?保育士?学生の立場から時間に沿って記録するものです。お話の内容は、子どもたちの登園から降園までの生活の流れを軸とした学習記録の書き方の説明でした。例えば、「子どもがご飯を食べていた」とだけ書くのではなく、食前?食事中?食後の様をすべて書くなど、そのクラス?子どもにふさわしい毎日が展開されているのはどんなところかを見つけていくようにとおっしゃっていました。
続いて、指導計画についてです。配布?掲載された資料をもとに説明していただきました。内容は、子どもの活動?ボランティア学生の援助?環境の構成などの視点からボランティア学習期間中にそれぞれどのようなことをしていたかを時間の経過に沿って書いていくというものでした。また、指導計画の作成に当たっては、学生が主体となって行った活動、または拝見した活動についての指導計画を作成し、提出することになりました。

最後に、レポートについてです。書き方としては夏季保育所見学と同様で、見学において学習?確認した事項や、印象に残った出来事をもとに、文献等を参考にして場面考察のレポートを作成します。夏の保育実習に向けて、今から自分の考えや気付きを文字化できるように、意識して取り組みましょう。

“最後の講義”となる科目が増え、2年生としての学生生活も終わりが近づいて来ています。3年生になるまでの残りの時間に出来ることを、今回の講義ではご指導頂きました。
学んだことをしっかりと覚え、復習し、春季ボランティア活動に取り組みましょう。

記事担当:佐々木彩、島貫莉花子