2019/10/10 保育士?幼稚園課程

保育実習指導Ⅱ

10月10日6限目の保育実習指導Ⅱは、利根川智子先生より「幼稚園実習の基本理解 幼稚園実習の意義と目的」のテーマで行われました。
はじめに、「あなたは、なぜ大学で保育を学んでいますか?2年間の養成課程や他の学校の養成課程と異なる何を身につけていますか?」と利根川先生からの問いかけがありました。まずは個人で考え、近くに座っていた人同士で3~4人のグループを作り話し合いました。

次に、「保育者とはどのようなものでしょうか。皆さんはなぜ、そして保育の何を学んでいるのでしょうか?何ができたら保育者になれるのでしょうか?ゴールはどこ?(保育者になったらゴール?)」という問いかけがありました。あるグループでは、「子どもたちが日々の生活の中で、楽しく成長していけるような環境を設定すること。保護者の方と協力して、子どもたちが成長できるようにしていく。そして、子どもたちの成長を保護者と共に喜び合う」という意見が出ました。保育の何を学んでいるかについては「関わり方や遊びなど、子どもたちのことについて。それだけでなく、保護者などの子どもたちの周りの環境についても学んでいる。」という意見もありました。

次に、“より深く実習について学ぶために”と“実習とはどのようなものか”ということについて学びを深めました。「実習とボランティアの比較や、実習本来の意義に関する体験、経験を踏まえて考えてみましょう」との問いかけに対して、ボランティアは、「体験、見学」であるという意見が出ました。
大学での講義で学んだことが、実際の保育現場で行われているのかを見るという意見も出ました。また、実習は、実際に保育者として学生が保育現場に入るという意見が出ました。つまり、実習では、部分実習や全日実習など、「先生」として、子どもたちや保護者の方、職員の方と関わるということです。他にも、さまざまな意見が出てました。

保育現場は、実習生を伸ばすための現場ではなく、子どもたちが育つための現場であることを理解して、真摯な態度で実習を行うことが澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】と教えていただきました。子どもたちの大事な育ちの場に入っていくことの影響の大きさについて考え、目的意識をしっかり持って実習に臨まなければなりません。

今回は自らの実習に臨む姿勢や覚悟、実習の意義について考えることができました。これからの実習に向けて「具体的に何を実践していくのか」について考えていきましょう。そして、実習を行う前に、自分の資格?免許取得の意志を再確認し、あるべき学びの姿勢について見直していきましょう。

記事担当:五十嵐廉、千葉早姫