2019/09/19 保育士?幼稚園課程

保育実習指導Ⅱ

9月19日(木)6限の保育実習指導Ⅱでは、上村裕樹先生による「ワールドカフェ③(保育所実習)」が行われました。

今回のワールドカフェのテーマは、「保育所実習を終えて感じた自分自身の課題について」です。施設実習の時と同様に、実習園が異なる4~5人のグループに分かれて一人ひとりが感じた課題について自由に話してお互いの課題について対話を行いました。
まず初めにグループ内で以下の内容で自己紹介を行いました。
?名前
?実習先(名称?種別)
?実習園の特徴(良い部分)
?自己評価するなら何点か(100点満点で)
?メンバーへの期待

自己紹介が終わったら、1回目の対話に入ります。ここでは、自分の実習で難しかったことや、困ったこと、ハプニングなどについて対話が行われました。対話の具体的な例は以下の通りです。
?全日実習の当日に予定変更があり主活動が半分しか行うことが出来なかったことから、事前に保育士と様々な場面を想定して確認しておく必要があることを学んだ
?一人ひとりの発達が異なるためどのくらいまで援助していいのか見定めることが難しかった
?イヤイヤ期の子どもに対する関わり方が難しかった。特におむつ交換時に「嫌だ」と言う子が多くどのように言葉がけすればスムーズに行えるのか難しかった
?お集まりをする時などに言葉がけだけでは子どもの気持ちの切り替えが難しいことを実感し、手遊びやピアノを弾いて子ども達の興味を引くことが大切だと学んだ

次にメンバーが変わり、2回目の対話を行いました。ここでは、1回目の対話の内容を、新しいメンバーへ紹介し、共有しました。そして、その内容を基にして対話を行いました。対話の具体的な内容は以下の通りです。
?遊具で一緒に遊んでいた子が遊具から落ちてしまい焦ってしまったが、どんな時でも冷静に物事を考えて、子どもの行動を幾つか予測して関わることが大切であることを学んだ
?全日実習で指導案を基に活動を進めることの難しさを感じた。様々な子どもの反応を予測してそれぞれの場面に対応できるようにすることの大切さを学んだ
今回のワールドカフェでお互いの保育所実習での様子を、対話を通して知ることが出来たと思います。また、自分自身の実習での課題について言語化して伝えることで、明確になったと思います。ワールドカフェで明確になった課題を基に今後更に保育について学びを深めていきましょう。

記事担当者:天野未紗希、千葉早姫