2019/09/19 保育士?幼稚園課程

保育実習指導Ⅰ

9月19日(木)5限の保育実習指導Ⅰでは、環境プロジェクトによる環境ミニレクチャー、青木一則先生による保育実技研究の発表、夏季保育所見学についてのお話、発達プロジェクトによる発達ミニレクチャーが行われました。

まずは、環境プロジェクトによる、第2回環境ミニレクチャーです。今回は「乳児期の遊びの意義」と「子どもの遊びと環境構成」についてミニレクチャーが行われました。そこでは、遊びは能力を獲得するための手段の一つであるということ、また、子どもの遊びに応じた環境設定を行う時のポイントなどを講義していただきました。講義内で実施されたミニレクチャーでは、文章の穴埋めや、1歳児の指先を使った遊びを考える場面などもあり、仲間と話し合い、楽しみながら遊びを考える場面がありました。
次に、青木一則先生から保育実技研究の発表の説明、夏季保育所見学の振り返りが行われました。

初めは、保育実技研究についてです。保育実技研究とは、各ゼミ内で絵本、紙芝居、ペープサート、運動遊び、パネルシアターの項目ごとに2?3人の小グループを作り、発表し合い、保育の引き出しを増やしていこうとするものです。そのための注意事項の説明やグループ作り、発表順決めを行いました。また、司会進行も学生主体で行うのでそれについても同じく決めていきます。

保育実技研究について、持ち時間は各グループ約8分です。持ち時間中であれば複数発表することが可能で、解説に時間を取っても構いません。また、各グループは、発表項目について事前にプログラムや解説資料を作成し、期限までに提出することが求められました。
発表は、紙芝居の絵をプロジェクターに映すなど、教室の広さを考慮し、聞き手がわかりやすいように工夫することなどが求められました。

保育実技研究での発表は、ただ、絵本や紙芝居、ペープサート、運動遊び、パネルシアターを発表すれば終わりというものではありません。8分の持ち時間の中でどれだけ聞き手を夢中にできるか力量が問われます。そのためには、事前準備やリハーサルが必要ですし、仲間とどれだけ協力してできるかが鍵となるでしょう。また、司会進行も学生間で行うので、現場の状況にどれだけ臨機応変に対応できるか自分の力が試されます。それらは、今後保育で子どもたちに読み聞かせをする際や、保育中に予想外のことが起こった時など必ず活きてくると思うので、楽しんで発表できるように準備していきましょう。
続いて、夏季保育所見学の振り返りが行われました。
席の近くの人と4人前後のグループを作った後、夏季休業中に見学に行った園の情報と、その園の良さを園長になったつもりで伝え合いました。
伝え合いでは、メモを片手に、楽しそうに夏季保育所見学を振り返る様子が見受けられました。各々の保育園の良さを十分に共有できたのではないでしょうか。これからも保育園を見学して、園ごとの良さをたくさん見つけていってほしいです。


最後に、発達プロジェクトによる発達ミニレクチャーが行われました。
今回は、平成11年度改訂版保育所保育指針と平成20年度改定版保育所保育指針の内容を見比べ、違いとその理由について解説していただきました。11年度版と20年度版では、法的な拘束力に大幅な違いがあることが理解できたと思います。今一度、保育所保育指針の澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】性を認識し、読み解いていきましょう。

今日の保育実習指導Ⅰに、澳门赌场app_老挝黄金赌场-【唯一授权牌照】保育士課程卒業生の宮岡ちなみさんと息子の柊くんが遊びに来てくださいました。ちなみさんは、保育士課程の先輩であると同時に、このぴよねっとの先輩でもあります。息子の柊くんは8ヶ月で、シールを剥がすことやコードなどの線が大好きだそうです。私も、2年生も、柊くんの可愛らしい表情にとても癒され、自然と笑みがこぼれました。お越しいただきありがとうございました。またお待ちしています!
記事担当:石山優子